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凰建設 株式会社

先行者の務めだと思う。

凰建設の森です。

本日は溜まったアレコレを、、
事務仕事ですね。

そして昼から講習会。
岐阜県木材協同組合連合会
という団体さんの開催する
省エネ住宅講習にて
お話をさせていただきました。

思いっきり商圏エリアが
被っている人たちばかり。

普通に競合先の方に向けて
断熱住宅の作り方を話すという
オファーする方も受ける方も
なんか、普通じゃない感じ。

岐阜県は比較的断熱住宅を
作る人は多いのですが、
それでも、どちらかというと、
供給側の方が不足している。

住まい手さんたちのニーズを
満たしきれていない。

地域に断熱工務店が
増えて行くことは、
消費者やまちの為に有益。

という事で、弊社の施工写真など
バンバンお見せして、みんな
こうやってやるといいよと
技術情報を流出させてきました。

ええ?そんな事まで公開しても
大丈夫なんですか?

と驚かれることもあります。
しかし、全然問題ありません。

なぜなら私もそうやって、
貴重な体験や知識、技術を
先達から教えてもらってきた。

教えてもらうだけ教えてもらい
人には教えてあげないというのは、
良くないことだと思います。

そして人に教えられる技術って、
自分の中では完結した物。

一般化しても良いものだから
安心して伝えられる。

まだ、自分しかできないような事
自分も実験中の新技術などは、
教えた人が失敗した時に、
責任を負いきれません。

高いレベルで断熱気密防湿が
なされた住宅であれば、その時点で
暮らしの不満の7割程度は、
解決できたようなものです。

後は経験を積み上げながら、
自社スタイルの高性能住宅を
作っていけばいい。

いい講義だったかどうかは、
質問の数で推し量れます。

質問が沢山出れば、まあまあいい。
質問が出なければ、改善点が多い。

今回は、主催者の人が
「そろそろ時間ですので」
とお声かけをしていただいて
質問と講義が20分強押しで
終わりましたので、

いいお話ができたのではと
勝手に思っております。

期せずして、凰建設の
断熱気密技術は、住まい手から
差別化の対象になっています。

しかし、そんなに特別な
ものなのではなく、誰でも
できる事が殆どになります。

どの会社さんも最初の一棟目が
辛くて大変なんです。

大工さんの手間もこなれてないから
ものすごく沢山かかります。

断熱欠損や熱橋処理を失敗して
予定通りの性能が出ないこともある。

変にリスクヘッジをして、中途半端な
断熱仕様にしてみたりして、
世界が変わるほどの経験を
しないまま評論家になってしまったり。

それを乗り越えた人が、断熱はいいよって
自信を持ってお施主様に伝えられる会社に。

私の身の回りでは居ないので、
言い切ってしまっても良いかも
しれないのですが、
G3レベルの建物をまともに
つくり切った建築会社さんで
断熱なんてそこそこでいいと
言っている人はいない。

なんでだと思います?

それは、トラブルが激減するから。
勿論、快適だという声が増える
というのも小さくは無いのですが、
それ以上に、トラブルが減る。

住宅はクレーム産業だと、
昔から言われてきました。

そりゃあ、日本の普通の家を
作っていたら不満だらけです。

みるみる家が傷んでいくのですから。

しかし、きっちりと断熱気密防湿を
なされた住宅は、快適だし痛まない。

社長の心の安寧。
これを体験して、それでも
粗悪な住宅に戻れる人が
いたのであれば、ぜひ
理由を聞かせていただきたい。

高性能な住宅に工務店が
取り組むべき理由は、
トラブルが激減するから。

それだけで十分だと思います。
本日も、そこはしっかりと
お伝えをしてきました。

もし、高性能な住宅が、
社会の誰かの犠牲の上に
成り立つものだったのであれば
私はここまでお勧めすることは
無かったと思います。

高性能住宅の普及により、
実害を被る人がいるとすれば、
エネルギーの生産者さんです。

分かりやすく言えば石油王。

彼らが金銭的な実害を被って
食うや食わずの生活に、、、
って、誰か想像できますか?

社会の富の平準化が少しだけ
進むというのが高性能住宅。

勧めない理由が、
あまりないのかなと思いますが
いかがでしょうか?

それを伝えるのも、
先にやっている人の務めかなと。
そう思っております。

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