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ハンドワークハウス (株式会社 田村建設)

余白の可能性

こんばんは。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。

先日読んだ小説が
すごくよかった。
「アーモンド入り
チョコレートのワルツ」
森 絵都さんの短編集です。
一番後ろに掲載されている
表題作がほんと良かった。

詳しくは
読んでいただきたいのですが、
空間と、そこに生まれる
シーンについて
考えさせられました。

住まいには
毎日の当たり前の
暮らしを継続していく
機能と耐久性が必要です。
これは大前提。

ですが例えどんな
優れた性能や意匠を
もっていても、
人が使わなければ
ただの箱。
そこには何も
発生しません。

しかし、
人が使うことで、
その空間と使う人との
相互効果によって
様々なシーンが生まれます。
それは派手なものでは
ないかもしれないけれど、
なんだか心に残ったり、
人を支えるような
ものだったりする。
そしてずっと記憶に
残るものだったりする。

そんなシーンは
その家の余白のような部分で
生まれるように思います。

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