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株式会社 菊池組

住宅の寿命は何で決まるのか

こんばんは菊池組・キクチです。
一週間ぶりの配信です。

タイトルの
「住宅の寿命は何で決まるのか」

私は



建物自体の寿命はそれを所有する
人間が決めると考えています。

火事で全焼してしまうとか、大地震
で全壊してしまうというような事情
を除き、ほとんどの場合はそれを
所有する人間の判断で、建物はその
命を終える事になります。

例えば、自分が長年住んだ家であっても、
あるいは親族から受け継いだ家
であっても、古いとこんな事が。

・古くなってきて壊れたり劣化したり、調子の悪い所がたくさんあり、全て改善するためにはかなり大きな費用が掛かる。

・見た目がダサい、カッコ悪い。好みじゃない。

・寒すぎて、暖房をガンガン付けても暖まらない。快適に住むには暖房費や暖房設備費が多く掛かるし、それを根本的に解決するためには大掛かりな改修費用が掛かる。

・水回りや収納の中が結露でカビだらけだったり、ゴキブリ、ネズミ、シロアリの住処になっていたりして精神的にムリ。

・耐震性に不安があるけど、改修するのに大きく費用が掛かる。

・自分はそんな大金を掛けて直してまで住みたくない。

・大金を掛けて直して売りに出しても売れるかどうか。更地として売った方がいいんじゃないか。あるいは土地目当て解体前提の購入者によって解体される事もあるでしょう。

こういった要素のどれかひとつと
いうよりは複数の事情が絡み合い、
積み重なって、解体されるという事に
なると思います。
※私たちの地域の場合は解体されてしまう家の「寒さ」の比重は非常に重いです。

構造の劣化とか設備の更新とか
内外装が古くなってとか、
雨漏りするから屋根を
葺き替えないといけないとか、
冬寒いとか、間取りが合わないとか、

それらはほとんどの場合、
お金さえ掛ければ改修する
事ができるのですが、その金額が
大きいほど改修が大変になり、
直して使う事が困難になって
いくわけです。

ですから、解体にまでは
至らなかったとしても
長く安心して快適に住み続け、
家族が幸せに暮らすためには
建てるときの工夫や、
住んでからの維持管理をしやすく
するような設計により、
改修、補修、更新の費用を
抑えること。

これが非常に重要になります。

私事なのですが、今年は歯の治療の
ために歯科医院に通っており、
今日すべての治療が終わりました。

その治療の時に、日頃の歯磨きが
重要なのを痛感しつつ、

もし、ここの部分がもっと歯並び
良かったら、磨き残しが少なく
なって、虫歯になりにくかった
だろう等と思ったんですね。

歯並びや骨格の大部分は遺伝によって決まり、
後から矯正するのにも限界がありますが、

家の場合、骨格は建てる際の心掛けで
良くも悪くもできます。

お手入れのしやすさだけでなく、
更新のしやすさ

そもそもメンテンナンスや
交換が可能なのかどうか
そういう視点で物事を考えたいもの。

大切に長く使うためには、
建てる時点での整った骨格、
その後の整った姿勢が大事。

そうでないと、↓のリンクの画像
右側の女性のようにイビツな
アレになっちゃうかも。。
それぞれ好みはあるでしょうが
私は左側の女性の方が好きです。

https://my164p.com/l/m/Z6B8EshiKzOv8K
(google ドライブに保存した画像が開きます)

ではでは。

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