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株式会社 N.style 建築工房

リノベプランはこんな風に練ってます

こんにちは仲田です。

家づくり百貨で
動画が公開されてます~
https://n-style-renovation.jp/l/m/4xC8iYSv29G4WW

なんでコンクリむき出しの
リノベーションをしないのか?
っていうテーマです。

藏家の居藏さんと一緒に
お話ししてます~~

さて。

たまっていた発注業務、
事務作業などをしつつ、
新たなリノベ案も計画してます。

やっぱりプラン考えるのって
楽しいですね~~(*^^*)

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リノベプランはこんな風に練ってます
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リノベプランは
基本的には採寸から始まります。

なお比較的新しい物件だと
ちゃんとした図面もあるので、
それをもとに計画する場合もある。

柱や梁などの構造骨格と
配管、換気などのルート、
窓のサイズ、

などそうした情報がわかれば、
採寸しなくても
ある程度の計画は可能です。

とはいえ、施工時の誤差とか、
図面には反映されていないけど、
変更されてる部分が
あったりする場合も。

なので現場の採寸確認は
最終的には必ずします。

で、まずは現況の図面をつくります。
これは比較的ラフな図面。

ここに、高さ情報、配管・換気ルート
窓サイズ、梁高さなどの情報を
書き込みます。

戸建てで言うところの
敷地図面みたいなものでしょうか。
(ちょっとちがうか?)

この作業をする過程で、
配管位置、ルートの可能性とか、
高さ方向の制限とか、
そうしたことを把握していきます。

で、現況図面が完成したら、
そこから不要な間仕切り壁とか、
建具、設備などを消します。

図面で解体作業をするわけですね。

リノベ前の何もない、
がら~んとした広い空間があるだけの
図面ができあがります。

ここからようやく
リノベプランを練ります。

プランを考えるやり方は
その人によってもバラバラ。

なぜなら要望によって、
核となるポイントが違うから。

場合によってはキッチンの配置が
最初から決まる場合もあれば、
浴室が決まる場合もある。

リビングの骨格ができることもあれば、
子供室からアプローチすることもある。

線を描いては消し、
四角いスペースが出てきたと思えば、
移動したり、消えたり、
サイズが広くなったり小さくなったり。

たぶん動画で撮影して早送りすると
そんな感じでプランができていくと思います。

ちなみに、
プランができるスピードもバラバラ。

早いから質が悪い、
時間がかかったからいいプラン、
とはいいきれません。

意外とまとまりが早い場合もあれば、
とっかかり、がうまくいかずに
間取りにすらなってない状態で
うんうん唸って進まないこともある。

なんとなく出来上がってきても
ちょっとしっくりこなくて、
1~2日放置することも。

放置してから再度考え直すと、
細かい修正が入って
よりよくなることもあるし、

やはりそれ以外の手はない、
ということで
そんなに変わらないこともあります。

あ、場合によってはですけど、
カタチにならなかった
プランの概略を見せることもあります。

こういう方向性だと
ここがうまくまとまらないので
没にしましたって。

そうしたことも説明しておくと、
納得いただけるので。

で、どのプランでも
やってることが一つあります。

それは疑似的な暮らしの
シミュレーション。

ご要望や条件を見て、
自分がオーナーさんのつもりで
つくったプランの中で
暮らしてみるんです。

まあ、カンタンにいうと、
オママゴトごっこですね(笑)。

ただいま~って帰ってきて、
どういう動きをするのか?

子供がいたら
その子がどういう環境で
過ごしていくのか?

病気の時はどうなるのか?

室内干しするけど、
その場所でよいのか?

計画した動線に意味があるのか?

トイレ行くときの距離感はどうか。

朝、昼、晩、
平日と休日
季節による違い、

などなどいろいろ想像してみる。

あなたごはんよ~
みたいなベタなシチュエーションも
想像します(笑)。

いや今の時代、
そんなシーンないですかね?(笑)

子供がいなくなって
夫婦二人のことも考えるし、

一人で過ごすときの
趣味的なこととか、
本読んだり、寝転がったり。

まあ、完璧は無理としても、
そこで暮らす人を想像しながら
いろいろとごっこ遊びします。

かつ。

その人の要望で言われてないことも
盛り込みながら。

要望通りでは足らないんですよね。

要望を満たす
ってなんとなく良いことですけど、

その要望の裏に隠れたこととか、
その要望をヒントに、
よりよい暮らし方を提案する。

やっぱり、僕らはプロなので、
いかに提案するか?
ってことがとても大事だと思います。

どこまで配慮しても
完璧ってことはないんですけど、
その環境と、条件で計画するなら、
これがベストだよね、
っていうバランスを整える。

で、これは必ず、打合せの中で
繰り返しすり合わせが必要。

独りよがりにならないように。

使いにくいのに
見た目を優先しすぎないように。

プランって設計者単独では
絶対にいいプランになりません。

暮らす人との
コミュニケーションが大事。

まあ、だから、
私の話が長い、ってのはしかたない。
職業病なのです(笑)

いずれにしても、
これまでにできあがった
最終的に決まったプランは

うん、これしかないな、
っていう住まいになってます。

そういう「腑に落ちる感」
があるかどうか?

そこがいいプランかどうかの
見極めるポイントですね~。

はい、ということで、
今日はたいしてオチもないお話でした!

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編集後記
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先日見たニュース。

リノベとは全く関係ないけど、
いろいろ考えさせられるなぁ・・
っていう内容です。
https://n-style-renovation.jp/l/m/xzekUvLo06k9x6

ヘラルボニーって言葉
とても素敵だな、って思いました。

で今日は20:00~インスタライブ。
Toivoの友政さんのところの
オーナーさんが出てくれます~

中古物件を購入してリノベした、
ということなので、
これはぜひ、質問しに来てくださいね!
https://n-style-renovation.jp/l/m/v9zA8cZw5ONV4F

アーカイブでは質問できないですからね~

ではではこの辺で。

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