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株式会社 N.style 建築工房

フルリノベーションは図面情報が細かい

こんにちは仲田です。

今日は現場で墨出し作業。
配管の位置の指定や、
大工さんと下地の打合せ、
断熱工事との取り合いの調整などなど。

そのあとは同じ現場の図面修正。

下地位置の調整をいろいろと。

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フルリノベーションは図面情報が細かい
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全てを壊すフルリノベーション?
という言葉があるのかどうかはさておき。

がら~んとしたコンクリートの空間に、
新しい住まいをつくりこむためには、
それなりの指示が必要です。

いろんな種類の図面があるんですけど、
そのうちの一つが下地位置図。
こんな感じ。
https://n-style-renovation.jp/l/m/hhLYb9rgYvAImt

PDFを写真データに変換してるから
数字が明朝体でみにくいです (;^_^A

なんだかゴチャゴチャ数字が書いてあります。
見ただけで嫌になりそうですね(笑)。

下地の位置と、枠がつくところ、
などが記載されてます。

0.5単位で記載されています。
これは壁にはるプラスターボードとか、
合板板の厚みが12.5とか5.5なので、
どうしても図面化すると出てきます。

実際には0.5mmの精度で
施工ができるわけではないです。

ちなみに、マンションって
コンクリートの壁自体が
完璧な垂直ではない。

下の方と上の方で
10mm以上違うこともしばしば・・(;^_^A

なので、ある位置を起点にして、
建築時のそうした誤差も想定して、
下地の位置を指示する必要がある。

梁の位置を基準に壁を作り、
そこから○○mmで壁を作り、
そこから反対側の壁から□□mm確保して、
残りの寸法がこれくらいに、
みたいな意図が伝わるように、
図面を作成するのでした。

計画した寸法の
どの場所で、調整をするか?
ということも考えておかないと
どこかでうまくいかなくなります。

通常のリノベはどうも
こういう感じではないようです。

以前リノベ業界で有名な会社の
リノベの本を読んでいたら、
寸法は5mm単位ではかる、
って書いてあって、
ちょっとびっくりしたんですけどね。

現況を5mm単位で計測すると、
計測回数が増えていくと、
その誤差が積み重なるので、
数センチくらい数字が合わなくなります。

その割にはクローゼットの奥行の
7センチの違いが大きな違いを生み出す
みたいなことも書いてあって・・(;^_^A

まあ、いろんな方法があります。

最終的に出来上がる住まいが
満足いくものであれば、
そうした方法は
あまり気にしなくてもいいです。

けれど、詳細な寸法設計をした方が、
空間をより活用できる計画ができます。

なので、図面って、
そこそこ細かい方がいいです。

そこそこでいいんですけどね。

やりすぎると、
設計者の自己満足になるし、
現場からはわかりにくい!
っていう小言がでてくるので(笑)。

はい、というわけで、
今日はインスタライブがあるので
軽めに、設計のお仕事の中身を
少しだけお伝えでした!

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編集後記
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え~っと、
昨日のボイシーのツッコミ集。

希望される方がチラホラ(笑)。
すみません、バタバタしてるので、
今日の遅くか明日までに送りますね。

もともと自分のメモ的に作成したので、
一部内容を修正してから送ります。

インスタライブは20:00~です。

下記をフォローしてくれてると
始まったら一番上に
liveマークが出るはず~。
https://n-style-renovation.jp/l/m/W4TK1cHCeyqWI3

ではでは今回はこの辺で。

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