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株式会社 マルト

サッシについて考えてみよう

こんばんは!
マルトの澤田です。

恐らく”サッシ”って言えば
ほとんどの方はご理解頂ける
と思います。

厳密に言うと、窓の枠部分の
事を言うのですが、面倒臭い
ので、ガラスも含めてサッシ
としておきますね

住宅で使っているサッシは
概ね4種類

1、アルミ
2、アルミ樹脂複合
3、樹脂
4、木

この中で、目指す性能や
デザインに合うサッシを
チョイスしていく事になる
のですが、ここが難しい。

切り口によって、採用する
窓は変わります。

そんな所を今日は簡単に
解説します

まず一番簡単な所から

アルミは不採用決定です(苦笑)

まだまだ勘違いされている
お客様も多いのですが、
ガラスがペアになった所で
枠がアルミでは全くと言って
も過言ではないぐらい、意味
はありません。

掘り下げるのも面倒なので、
とにかくアルミは無しと
お考え頂いてOKです。

次にアルミ樹脂複合サッシ

外がアルミで室内側が樹脂。
これもある条件を抜いて、
基本無しです。

10年前にはよく使われていた
アルミ樹脂複合サッシですが、
アルミの時代より、各段に性能
は上がりましたが、それでも
性能的にはかなり厳しいです。

よってNGと言いたい所なので
すが、次に説明する樹脂サッシと
変わらぬ性能の商品もあります。

アルミ自身は水に強く、錆など
付きにくいので、外部に使う
素材としてはかなり優秀

よって断熱性能という部分の
条件が揃えば採用アリだと
思います。

とはいえ、やっぱり断熱性能
は重要です。

突き詰めれば、やっぱりサッシは
樹脂か木製が一番良い
のではないかと思います。

まず、断熱性能が高い。

熱の伝わりやすさを表す
”熱伝導率”
で表すと、一般的に

アルミが200W/mK
樹脂が0.17

約1000倍もの差があるんですね。

木製の場合は多少樹種によって
性能は違いますが、

桧や杉が0.12
松が0.15

とこちらはもっと優秀。
これだけでも木の家の方が
良いのがわかりますよね?

ちなみに世の中には様々な
断熱材がありますが、
どの商材も大変優秀で

0.038とか0.04とかで
サッシと比べるともっと
性能が高いんですよ。

も一つついでに

空気は0.024

ペアガラスの間に入る
不活性ガスである

アルゴンガスは0.016
クリプトンガスは0.009

です。

めちゃくちゃ性能高い!
空気やガスでサッシが作れたら
完璧ですね(苦笑)

と、データだけで見ると、
樹脂か木製の2択ですよね

ここからが悩ましい所。

樹脂サッシの問題はやはり
サッシ自体の枠材がゴツイ
という欠点があります。

これはデザインの問題。

木製サッシは、デザイン的にも
性能的にも全く問題ないけど
価格が高い!

という問題点があり、ここで
いつも悩みます。

本音は弊社は樹脂サッシか
木製にしたい。それ以外の
チョイスは無いでしょー
って思うぐらいなのですが、

やっぱりね、あのゴツサは
ちょっと気になる。

木製のゴツサとはちょっと
見え方が違う。

アルミ樹脂複合サッシは、
とにかくスッキリ。

それよりもガラス面が大きく
て、同じサッシだとより外を
美しく見せてくれます。

「あれ、性能低いんじゃ
 なかったっけ?」

と思われたと思うのですが、
さっきも言ったように、
樹脂サッシと大差のない
断熱性能のアルミ樹脂複合
サッシもあるんですね。

だから悩む、、、

寒い地域だと、アルミ樹脂
複合サッシの選択肢は無くなる
と思うのですが、

私達のような比較的温暖地だと、
そこまでいかなくても、それなりの
環境が作れてしまいます。

そこまで性能にこだわらないよ
という方は、アルミ樹脂複合
サッシも選択肢の一つとして
入れても良いのではないで
しょうか?

ただ、やっぱり快適に暮らし
たいという事なら樹脂で、
潤沢な資金があれば木製って
かんじですかねー

そういう自邸はアルミ樹脂
複合サッシ(苦笑)

本音は樹脂ですし、採用して
感じるのは、冬期ですと数値
以上の冷たさも感じます

これは窓の性能も関係ありますが
最近思うのは

樹脂+トリプルガラス

が、価格・性能的に一番ベスト
かもと考えています。

もちろんトリプルガラスは高い
ですよ!

決して安価ではありませんが、
快適に暮らせて、木製ほど高く
つかなくて、頑張ればなんとか
手の届くところ、、、

と考えるとこのあたりかなって
思っています。

このサッシでないとダメと
いう訳ではありません。

選択肢を増やす事が良いとも
思いませんが、家の造り方や
考え方は人それぞれでも良い
んじゃないかと思います。

ペラい内容でしたが、サッシの
採用の参考にして下さい

ではでは

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