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株式会社あすなろ建築工房

ウィルス感染に備えた家づくり

こんばんは。
あすなろ建築工房の関尾です。

メルマガ配信に少し間が空いてしまいました。
理由は「新型コロナ感染」です。( ゜Д゜)
今週月曜日のVOICYは大澤さん一人での配信だったので、ご心配頂いている方も多かったと思います。
今日はこの一週間の出来事と「ウィルス感染に備えた家づくり」の話をしたいと思います。

先週の土曜日に神奈川大学建築学部主催で、「建築学部創設記念講演会  伊東豊雄 建築ってなんだろう」という講演会があり、拝聴して参りました。
建築家の伊東先生は、私が学生時代に超人気の建築家だった方で、「せんだいメディアテーク」「ヒューマックスパビリオン永山」「諏訪湖博物館・赤彦記念館」「ぎふメディアコスモス」などが代表作で、すべて実物を見学してきました。
https://asunaro-studio.jp/l/m/SCq1HcobFDYmgJ

杖をつきながらではありましたが大変お元気のご様子でした。
講演の内容はとっても濃くて、お歳は取られていましたが、頭はまだまだキレっキレでした。

ご講演の前には、私の師匠である神奈川大学建築学部教授の鈴木信弘先生にご案内頂き、建築学部の校舎や設備などを見学させていただきました。
香川の佐藤の窓(レインボーオーシャンビュー)の佐藤さん、北村建築工房の北村さん、山田建設の鈴木健吾さんとご一緒させていただいていたのですが、講演の途中でなにやら喉の変調と寒気を感じました。
ということで、帰り道はご一緒せずに別ルートで事務所に戻りました。
事務所に帰って検温するも熱はなかったのですが、倦怠感もあったので仕事をせずに自宅で仕事をすることにしました。

自宅に帰るとだんだんと喉の痛みが増してきました。
夜になって熱を測ると37℃の発熱。
慌てて、自室を負圧モードにして家族から隔離状態にしました。
この隔離状態については後ほどご説明します。

そこからは、とにかく喉の痛みが半端ないものとなりました。
ナイフで喉を削がれたかのように喉全体の痛みが襲ってきました。
自分の唾を飲み込むことでも激痛が走ります。
ただじっとしていても、鼻腔から鼻汁が喉に落ちてきます。
これを飲み込むことが出来ません。
飲み込もうとすると激しく咳き込むことになってしまいます。
吐き出すしかありません。
1分に一度くらいは吐き出す必要があるので、洗面所の傍にいるか、洗面器を抱えているしかありません。
ゆっくり寝ることも出来ず、洗面器を抱えたまま身体を起こしてひたすら痛みに耐えていました。

その夜は寝ることも出来たか分からない状態で日曜日の朝を迎えます。
以前に手に入れていた抗原検査キットで試験してみると、見事陽性反応、、、。
2日間、お会いした方にメッセージやメールを入れて、とにかく自宅でおとなしくしているしかありません。
というか、喉の痛みが辛すぎて、動くにも動けません。

2日目からは咳も出ました。
咳を続けてしまうと、さらに喉が炎症して喉を傷めてしまう悪循環。
自分の唾を飲むことが痛いくらいなので、水も飲むことが出来ません。
我慢できるのが、水をゼリー状にしたものだけでした。
ウィダーインゼリーやOS-1ゼリーも試したのですが、味が付いているので喉を通るときには痛みを伴います。

この喉の激痛は2日間続きました。
3日目からは少し喉の痛みが和らいで、何か喉を通すことが出来るようにはなりました。
先の「水ゼリー」とウィダーインゼリーと1:1で混ぜたくらいがちょうどよい感じでした。
ちなみにウィダーインゼリーも味によって痛みが違く、ラムネ味<ぶどう味<マスカット味<グレープフレーツ味の順で痛くなる感じでした。
OS-1のゼリーはマスカット味とグレープフレーツ味の間くらいの痛さでした。
どうでもいい情報ですね。(^^;

ここでやっていはいけないのが、薬を混ぜること。
頭痛薬など錠剤を飲み込むのがつらい状況なので、砕いて水で飲もうとしても水が痛いので、「ゼリーに混ぜて」と考えてしまったのですが、ウィダーインゼリーのような果実味が付いたものに砕いた頭痛薬などを混ぜると激マズになります。
この世のものとは思えないほど苦くなります。

3日目になってもとにかく喉の痛みがひどいので、これを取り除くには、痛み止めしかありません。
ロキソニンなどの鎮痛剤を飲み続けるしかありません。
最初の2日間は鎮痛剤が効いているのかいないのか分からないくらい痛いです。
3日目からは頭痛薬の薬効が切れると途端に激痛が走る。
3日目くらいからのどの痛みが少し和らぐのですが、そこから咳が酷くなりました。
咳を止めるには、いろいろと薬がありますが、市販の喉の飴やトローチは刺激が強すぎて余計に喉に負担がかかって咳が出てしまいました。
いろいろと試したのですが、漢方の桔梗湯が効く感じでした。
「龍角散ダイレクトが効果がある」とも聞いたのですが、この薬は私の喉には刺激が強すぎる感じでした。

今回のウィルスはとにかく喉への攻撃力が半端ないものでした。
話をしたくてももう声が出ない感じ。
「どんなけ咳をすれば、咳が出なくなるのか」ってくらい咳をしました。
咳を我慢すると、溜まって溜まって大きな咳き込みとなってしまって、喉を大きく炒める結果になるので、小さな咳をこまめにして、喉の負担を極力するくなくする作戦に切り替える。
「コンコン」と少女のようなかわいらしい咳を小さくし続ける感じです。

繰り返しますが、とにかくオミクロンは喉への攻撃力が半端なかったです。
途中で休み時間なんて与えてこない。
なんて苦しい戦いなのだろうと思いました。

喉に何も通らないので、初日の2日で4kg痩せました。
水分補給をしないと脱水症状になると思ったので、涙を流しながら痛みをこらえて水を飲んでました。

4日目、5日目も同じ感じです。
喉の激痛は変わらず、咳も出ます。
熱が出なくなったことと倦怠感が徐々に和らいできました。

そして6日の今日はどうかというと、喉の痛みは相変わらずです。
昨日よりは幾分はいいのですが、時折激しく咳き込みます。
これまで「喉が痛い、、、」って寝言にように繰り返していました。
声にも出ないくらい恨めしそうな声で、、、。
明日で自宅療養期間が終わるのですが、症状が治まるのかどうか、、、。

横浜市の基準では、発症後7日間は自宅療養し、10日間は宴会などの感染リスクの高い場所にはいかないようになっています。
10日間の間で7日分の忘年会の約束をキャンセルすることになりました。
逆に言えば、コロナに感染していなければ、7回の忘年会に参加することになり、相当胃と肝臓を酷使したと思われるので、神様が「休め!」と罰を与えたものと思って、大人しくしております。
しかし罰とはいえ、この喉の痛みの連続はもう勘弁して頂きたい、、、、。

さて、私のコロナ感染話はこれくらいにして、コロナつながりでせっかくなので「ウィルス感染に備えた家づくり」の話をしておきたいと思います。

厚生労働省のHPに「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」という指針があります。
https://asunaro-studio.jp/l/m/9DTMO9Un4vUyYm

1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする

3.できるだけ全員がマスクを使用する

4.小まめにうがい・手洗いをする

5.日中はできるだけ換気をする

6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する

7.汚れたリネン、衣服を洗濯する

8.ゴミは密閉して捨てる

の8つの項目があります。

すでに皆さんご存じの通り、宿泊療養施設に収容される人というのは、「同居人が陽性者となった場合に重症化のリスクがある人」「同居人が医療従事者等である人」などに限定されています。

今後第8波が年末年始に来るとなると、私のように自宅療養となる人も多くなるのではないかと思います。
「withコロナ」がこの先何年も続くかもしれませんし、さらに違うウィルスが出てくるかもしれません。

今後の生活は常に身の回りに身近にウィルスがあって、その感染防止対策を施しながらの生活となってしまうのかもしれないと思うようになりました。
我々家づくりをしているものとして、その新生活様式に対応した家づくりをしていかなければならないと思います。

このところの新築の設計の場合は、ほとんどのお家に玄関付近に手洗い場を設けています。
「まず家に帰ったら手洗いとうがい」がこれからは必須条件となりそうです。

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