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凰建設 株式会社

こうしてまた時代遅れに。

凰建設の森です。

本日、明日と内覧会。
杉の香りのおうちです。

合間にリビングで日向ぼっこを
しながら文をしたためてます。

2日間、取材などでこれ
見れておりませんでした。
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https://ohtori1.com/l/m/n4aZMdn2dDhFXX

業界紙などでは既に
騒がれておりますので、
ご存知の方もいますが
断熱等級のラベリングが変わりそう。

断熱等級が4段階から7段階へ。
UA値0.26という、今までは
幻のポケモンみたいな存在が、
目に見えるものになりました。

「義務化が見送られたのは仕方ない。
 せめてレンジの幅を広げてほしい。
 UA値0.87に満たない性能の家を
 認めているのと同じように、
 UA値0.2台0.1台の家が
 存在することを認めて欲しい」

2年前、JBNの情報調査室で
国交省のお役人さんに私が
お話しした内容です。

もちろん私が言ったからだけでは無く
たくさんの人の声があったから
だと思いますが、今回、高断熱な
家の存在が認められたのは、
喜ばしい限りです。

まだ確定ではありませんが、
大きな進歩になります。

今回の3省合同会議には
あまり期待していなかっただけに
ギャップで喜びは大きい。

最後の戦い、緒戦は良い感じ。
引き続き見守りつつ、
パブコメ等で応援したいです。

で、本題なのですが、
新しくより高い基準が発表されると
相対的に今までの物の
価値が下がります。

UA値0.87で最高等級!
と言っていた家は1位から転落。
弊社社屋も築21年目にして、
最高等級では無くなりそう。

つまり、時代遅れです。

築20年以上の建物であれば、
時代遅れ?流石にそうだよね。
で済むかと思います。

去年、最高等級だと言われて
UA値0.87の家を建てた人、
そして今、建築中の人。

あなたの家は最高等級では
ありません。

え?そうですか2位に転落?

いえいえ、7段階中4番目。
ちょうど真ん中になります。
普通の仕様になります。
むしろ数年後には義務化で
最低限の仕様になります。

これ、納得できますか?

そんな大きく変わるの、
事前に分からなかった?

って思いません?

断熱のことだけではない。
耐震だって耐久だって、
換気だって今後、逐次
最低限の仕様は上がります。

だって、日本の法律は
戦後復興の仮設住宅仕様から
スタートしているから。

世界のスタンダードに
追いつくためにはまだまだ
法律は変えていかねばならない。

今のことだけ見て家を建てると
あなたの家はすぐに
時代遅れになってしまいます。

時代遅れの建物だと何がダメ?

家に価値がないとみなされる。

法律の改正の度に、それ以前の
建物は「既存不適格建築物」の
烙印が押されてきました。

昔は適法だったけど、今は
違法建築状態ですよ。
売ったり貸したりしたいのであれば
法律に適合するように、
改修工事をしてくださいね。

という建物です。

今後もどんどん変わるであろう
建物の制限や規格。

厳しくなるのが分かっているなら
最初から厳しい基準で家を建てる。

その方がいいと思いますが、
いかがでしょうか?

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