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株式会社 菊池組

あの団体を辞める。

こんばんは菊池組・キクチです。

さて!

突然ですが、この団体を退会させて頂きます。

(googleドライブの画像が開きます)
https://my164p.com/l/m/rh0dRkMqYfCu7G

元々加入した動機は、お世話になっている方から

「この研究会に、頑張っている工務店の声をもっと届けて、研究や基準に反映させて行きたいので力を貸してほしい」的なニュアンスでお誘い頂いて加入しましたが、来年はもういいかな?と思いました。

お誘い頂いたこの方への挨拶させて頂いた上、今年度末迄で退会するという旨の届けを出したところです。




さて、上記とも関連する話ではありますが、

1999年に策定された次世代省エネ基準が元にした「断熱性能等級4」が性能表示制度でも最高等級となっていますが、

これに上位等級が設けられるような議論が進んでいます。

等級5= ZEH相当
等級6=HEAT20-G1相当
等級7=HEAT20-G2相当

今のところ、上記の辺りになりそうな感じ。

私達の地域は3地域なので、
【UA値(W/㎡K)】

・等級4=0.56
(現在の最高等級、今後義務化される予定)

・等級5=0.50

・等級6=0.28

・等級7=0.20

こんな感じですね。
ちなみに、弊社の直近2年の平均UA値は0.23です。ちなみに気密性能を示すC値の平均は0.2c㎡。
平均の計算には建築中のパッシブハウスは含まれていません。
全棟等級6をクリアする範囲で、等級7もチラホラ。

もちろん最高等級をとるために家を建てるわけではないですし、冷暖房を減らすために家を建てるわけでもないですが、等級4をクリアする位で「ウチは最高等級の断熱性能です」と言われて安心して建ててしまい、寒い思いをする人が、今後、少しでも減るといいなと思います。

むつ市の「等級4ギリギリ」と、日本の人口の大半が属する太平洋側の省エネ地域区分6地域の「等級4ギリギリ」では、家中を一定温度に保つための暖房負荷や冬の無暖房時の室温が全然違いますから、現在では「省エネ基準」って言ってるけど、この基準程度で全館暖房なんかしたら暖房貧乏になりますからね、ホントに。

等級6や等級7が出来て、他の会社が当たり前にやるようになったら弊社のアドバンテージがなくなって差別化できなくなるなんて全然思っていません。

差別化なんて、そんなもの最初からしようと思っていない。

自分のクライアントのために必要だと思ったものを家づくりに盛り込んでいったら勝手に差が付いているだけの話で、例えば他社が「全棟UA=0.20以下」を謳って性能向上して来たとしても張り合うつもりはこれからも無い。

弊社の家づくりにおいて譲れない基準は、これからも自分で決めていく事に変わりはありませんし、それは外皮性能という単純なモノサシの外側の範囲にも広く及んでいます。

(笑)

ではでは。

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