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凰建設 株式会社

あなたはどちら派?

凰建設の森です。

本日は会議と現場の検査。

付加断熱完了後に、熱橋が
できていないかのチェック。

この検査を行うと、断熱
気密工事がほぼ完了です。

次の工程は気密測定。

引き違い窓が無い現場であれば
C値0.1、引き違い窓のある
現場であればC値0.2が出れば
上出来だと思います。

気密測定終了後、
社内LINEに結果が流れます。

良い結果が出ますように。

さて、本日の話題は、
日射のコントロールについて。

実は日射のコントロールが
より難しくなるのが、今の時期。

春分、秋分の日から前後数週間。
今は秋分の日+12日。
という事は、春分の日-12日と
ほぼ同じ太陽の動き。3/11ですね。

今日の天気は全国的に晴れ。
気温も例年よりも高く、
暑かったという人が多いかと。

日射は要らなかったはず。
では3/11はどうか。

岐阜の場合、気温は
低くて12℃程度、
高くて22℃程度。
寒いです。日射が欲しい時期になります。

同じ太陽の動きに対して、
日射が欲しい場合と要らない場合の
両方がある訳ですね。

固定の軒や庇だと限界が訪れます。

そこで役に立つのが、垂直に動いて
日射をコントロールする設備。

外付けスクリーンや外付けブラインド。

今の時期で、外付けブラインドが
ある場合と無い場合、南に正対した
横1.6m縦2.1mの窓から入ってくる
熱の量はこんな感じで違います。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/UAOHbul5Zo4Q0G

短いのであっという間に
終わってしまいます。

再生速度を落としてみるのもお勧めです。

外付けブラインドが無い方が、
日中家の中に入ってくる熱が少ない。

そしてもう一つ、夜間、よく放熱される。

だから、本当にパッシブに生活を
しようと思うのであれば、
日中は外付けブラインドを閉めて、
夜間にブラインドを開けると、
今の時期は更に涼しく過ごせます。

3月は逆ですね。
日中ブラインドを開けておいて、
夜間閉めると暖かいです。

外付けブラインドでも雨戸でも、
スクリーンでも同じことです。

朝、太陽が出たらブラインドをおろし
夕方陽が沈んだらブラインドをあげる。

なかなか大変だと思います?

そうです、人によっては大変です。

だから、設計する前に聞いてます。
あなたはマメにブラインドやカーテンを
開け閉めするのが億劫な人ですか?
苦にならない人ですか?と。

あの設問はそういう意図なんですね。

せっかく日射コントロールの機能があっても
使わなければ何の役にも立ちません。

使わないなら軒や庇による、
100点ではない日射調整や、
もっとスマートに自動調整を
してくれる設備の方が合ってる。

住まう人の価値観に合わせた
設計が本当に重要です。

良い暮らしの為に、お金を出すか
体を動かすか、100点は諦めるか。

どれを選んでも良いと思います。

いつも言います、家づくりは
最高を求めるものではなく、
最適を求めていくものです。

あなたに最も合った、太陽との
向き合い方は何でしょうか?

夏に感じる太陽。
春秋に感じる太陽。
冬に感じる太陽。

全ての季節であなたの感じ方は
違うはずです。

家を建てる前の、今の暮らしの中で
それぞれの季節における、
太陽というものの存在を、
少しメモしておくと良いかも。

新しい家に生かせるはずです。

と、ここまでが本題です。

ここからは後書きというか、
雑感というか、
読み飛ばしてもらっても
良い部分になります。

このメルマガ、なるべく毎日
配信をと考えておりますが、
それでも100点とは行きません。

毎年目標を建ててます。
初年度は300記事/年
2年目は330記事/年
3年目は340記事/年
今年の目標は350記事。

ちなみに前回、配信を
お休みしたのは4/3、4/4。
つまり、この配信で
半年、止まらず続けたことに。

毎年北海道断熱修行の旅と
ジャパンホームショーの
開催日はお休みをしておりましたが
今年はジャパンホームショーは
不参加になりますので、
秋のお休みは無い予定。

この調子でいけば、
365日配信が見えてきます。

メルマガに限らず、こういう
配信ごとというのは、
読んでくださる方の反応で
モチベーションが維持されます。

感想へのお返事が殆どできず、
大変失礼をしておりますが、
全て読ませていただいております。

いつもありがとうございます。

そして、もう一点。
時折、メルマガが
転載されてますよという
連絡をいただくことが。

良い配信をしていると、
認めていただいている証なので
ありがたい事ではありますが、
申し訳ありません、
内容の転載はできる限り
控えていただくようお願いします。

理由としては、まずトラブル防止です。

その昔、高気密高断熱の論争が、
大学の先生とそのフォロワーの
実務者で行われていた時代。

ある先生の本や寄稿された文を
第三者が恣意的な解釈を加え
別の場所で転載して
「あの先生はこんなことを言ってる」
と紹介したことが原因で、
内容が正しく伝わらず、
トラブルになったという例は
意外と沢山あります。

今は実務者が発信者、
住まい手さんがフォロワーとなり
同様の歴史が繰り返されております。

大学の先生の発信と違い、
私たち実務者の発信は、
粗があることも多く、
例え善意の転載であっても、
意図が正しく伝わらず、
トラブルになる可能性はあります。

じゃあ、全文そのまま転載ならいいか?

申し訳ありませんがそれも、
控えていただけたらと思います。

限りなく営業色は薄いと思いますが
このメルマガも、一応は凰建設の
営業活動であり宣伝広告です。

無料とは言え、登録した人だけが
読めるという、緩い限定性のある
テキストコンテンツになります。

限定性のあるモノの限定性を
損なうような行為は、基本的には
よくない事になります。

内容の転載ではなく、
お勧めのメルマガだよと
紹介する形にしていただけると
大変助かります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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