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株式会社 勝部建築

【空気の中身】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

2日間出張で大阪に行ってきました
打合せに、構造見学
今日は堀田カーペットの工場見学
とても勉強になったので
またの機会にメルマガネタにww

さてそんな本日は
先日家百インスタライブにて
質問があった
適切な温湿度について
空気の中身というお話を
させていただきます

テーマは湿度
その中でも
相対湿度と絶対湿度について

ふだん天気予報などで見るのは
「湿度50%」といった数字
これは相対湿度と呼ばれるものです

空気は温度によって
水蒸気を含める量が変わります
暖かい空気ほど
たくさんの水分を抱え込める

相対湿度は
その時の空気が持てる限界のうち
どれくらい水蒸気を持っているか
という割合を示すものです

たとえば気温30℃で湿度50%だと
「その温度で持てる水分量の半分を
持っていますよ」ということ

一方の「絶対湿度」は
その空気に実際に含まれている
水蒸気の重さを表します

たとえば1立方メートルの空気に
水蒸気が何グラム含まれているか
というシンプルな量のことです

この“絶対湿度”こそが
空気の潤いレベルそのもの

同じ50%の相対湿度でも
30℃のときと15℃のときでは
中にある水分の量(絶対湿度)は
全然違ってきます

だから相対湿度50%という数字だけで
部屋が乾燥してるかどうかは
実はよくわからないのです

私たちが心地よく暮らすためには
この絶対湿度を意識するのが
とても大切になってきます

乾燥しすぎると
肌荒れや風邪をひきやすくなりますし
逆に湿度が高すぎると
カビやダニ、アレルギーの原因にもなります

とはいえ絶対湿度って何?と
いちいち計算して考えるのは
ちょっとハードルが高いですよね

そんな時に便利なのがこちら

絶対湿度がひと目でわかる
便利な温湿度計も出ています
これがあれば日々の湿度管理が
ぐんと楽になります

ちなみに当社の目安として
・冬は 室温20℃で8g/?以上
・夏は 室温27℃で16g/?以下
を推奨しています

高性能住宅は
夏の暑さや冬の寒さから
しっかり家族を守ってくれますが

実は湿度のコントロールこそが
暮らしの快適さを左右するポイント

だからこそ空調や換気の設計を
しっかり考えてくれる実務者と
家づくりをすることはとても大切

空気は目に見えませんが
暮らしを大きく左右する空気感は
住まいの設計にしっかりと現れます

ご家族がいつまでも
心地よく健やかに過ごせるように
見えない空気の質も
一緒に考えていけたらと思います

それではまた次回(^^)

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