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凰建設 株式会社

【日刊】それは相性の問題。

凰建設の森です。

本日は一日講習会。
一年に一度、岐阜県からの依頼で
住宅実務者向けに2日間の
缶詰講習会を開催しております。

2日間話しっぱなしは結構きつい。
コロナの影響もありますが、
去年も今年も開催です。

全く引く気のない岐阜県。
変な所で強引です。

さて、本日の話題は質問箱から。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/OI26oOYEJqyRvW

そうなんですよね。

これ、嫌がる設計者さんが
いるんですよね。

私は何も難しい問題では
無いと思うんです。

自分の家を建てるのに、
好きなイメージの資料を
集める事は悪い事ではありません。

自分の中でどんどんイメージが
固まっていくのは楽しいはず。

私は、そういうことは是非
やったほうがいいと思います。

問題はその後ですね。

設計者さんによってはそれを
見てしまうと、そのイメージに
引っ張られてしまうので、
まずは新たに提案をさせてほしい。

そう思っている人がいる事です。

設計者さんの気持ちも、
分からなくは無いんです。

出した図面が、
すごい!私たちの理想通りです!
なんでわかったんですか??

って言われる事の快感であったり、
お客様が良いと思っていたものの
価値観を上塗りするくらいの
素晴らしい図面にしていきたいとか
そういう気持ちはあるんです。

設計に対してこだわりがある
という人ほど、先入観を嫌う
傾向があったりします。

じゃあ、住まい手の立場として、
どのようにすればよいのでしょう。

悩みますよね。

もう、それはその設計者さんに
確認するしかないのでは?

そういう画像や資料を
私たちからお見せすることは
やっても良いのでしょうか?

と、ストレートに聞いてしまう。

ストレートに聞いてみて、
もし、「そういうのはダメです」
と言われたとしたら??

見せるのは諦めるべきですね。

しかしここで問題が。
あなたがせっかく集めた資料を
見せずに設計に入っていくのを
あなたの心がどう受け止めるのか。

また、出てきた設計が、
希望とずれていた場合、
あなたはどのように感じるのか。

恐らくネガティブな気持ちかと。

そのまま家が完成したとして、
あの時この資料を見てくれていたら
もうちょっと変わったかもしれない。

と後悔しないと言い切れるか。

言い切れるのであればいいでしょう。

しかし、もし言い切れないのであれば
いつまでも悶々とすることに。

なので、私が思うには、
画像や資料を集める性格の人は、
それを見せて喜んでくれる設計者
でないと、そもそも相性が悪い。

設計者を決める前の、
まだ断ったりしても全然
後腐れのない段階で、
さらっと、資料見せてもいい?
と聞いておいて、ダメと言われたら
候補から外しておくのも考えて。

付き合っている時の些細な
価値観の違いが膨れ上がって
後年、離婚をするみたいな
事もあったりしますよね。

家づくりは良い悪いではなく、
合うか合わないかです。

それは設計者さん選びも同じ。

あなたに合う人を
選んでいただくのが一番。

参考にしていただければと。

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