会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
株式会社 北村建築工房

「ピットラウンジのススメ」

こんばんは

代表の北村です。
さて、先日少しだけお伝えした次回イベントの
北建のお宅に暮らし方を拝見する見学ツアー

「住まい手さん宅訪問 貸切バスツアー」

が決定しました。葉山町内で同じ団地内
に建つ築2年&11年のお宅へ伺います。

二軒のお宅をチャーターしたバスにてお宅の
拝見にとどまらず、住まい手さんの生の声や
依頼までの経緯や設計意図・工事中の
オフレコ話などを盛り込んだので、今回は
二軒のお宅にたっぷりと時間を取りました。

**************************

開催日 :7/26(日)
開催時間:9:00 集合予定(逗子周辺予定)
訪問時間 9:30~12:30(予定)

終了後は東逗子駅or逗子駅までお送りします。

詳しいご案内は6/26(金)12:00にこの
メルマガにて告知いたしますので記載の
リンクをお見逃しなく!

**************************

さて、先日に工事中の現場で小下がりの
リビングに座って窓の外を眺めてました。

まだ外構も家具もないのにボーッと何を
してるんだか、ボケたか!?と見られて
いたとは思いますが(苦笑)、スタッフ
含めて、皆同じようなことをしてます。
色々な見えるものを検証・イメージするため。
「体感・体験・確認・検証」はとても大事。

今回のお題はその「ピットラウンジ」について

床を少し下げてつくる、小下がりのスペースで
くつろぐ場所ですが、ネーミングは様々。
リビングに「ピット」や「ダウン」を付けたり
最近はリゾート風に「サンクンリビング」
なんて表現も出てきています。

まあ、全部同じ意味なんであまり気にせず
さて、本題に入りましょうかね。

「広いLDKにすれば、家族は集まる」

そんなふうに考えがちですが、広げるだけで
居場所が生まれるほど、暮らしは単純でない。

食後の片づける人、庭を見る人、ゴロゴロする人
スマホ眺めてる人、TV見ている人、PC開く人・・

同じ部屋にいても、少し違う時間が流れている。
それらをまるっと良い受け皿のある家がいい。

ピットの良さは、仕切りを立てずに
「もうひとつの居間」がつくれること。
床が一段沈むだけで、見えない領域と、
その場らしい雰囲気が生まれます。

食卓のにぎわいや子どもの声は届くけれど、
視線と足元にできた小さな境目が
閉じすぎず、混ざりすぎない。
この距離感が、案外ちょうどいい。

さらに少し沈み込む場所へ腰を下ろすと、
身体がふわりと包まれるような感覚があり、
目線もすっと下がって、不思議と安堵感が
生まれ、ほっとする場所にもなるんです。

低いソファはしっくり納まり、
天井も高く感じられます。

庭に向ければ、足元の草花も近い。
何でもない景色を見る、ちょっと
いい指定席にもなります。

ただし、段差は一歩間違えると大変。
デッキへのルートや水回りへの通路に
絡むと常に足元を気を付けながら生活
する羽目に。また距離感の善し悪しも
紙一重という安易に取り入れられる
代物ではないことも忘れないで下さい。

そして採用する際に何より大事なこと

「ここで、誰が何をしていたいか?」

庭を見るのか、本を読むのか、夜に少し話す
のか。その理由が決まってから、段差をつくる。

見た目から足すのでなく、暮らしの場面から
場所や広さと高さを決める。これが大事な順番。

ピットは見せ場をつくるのでなく、家の中に

「暮らしの重心をつくるもの」 です。

たとえ同じ広さのLDKであっても、
床の高さひとつで、居場所をつくり、
ゆるやかに分けることができます。

そして将来への逃げ道も一つ。
段差なしで過ごせる場所を別に残して
おくと、居場所としても将来も安心です。

勿論将来段差を埋める改修も視野に入れて
計画しておくのもお薦めです。

***おさらい***

・広いだけでは居場所は生まれない。
・壁がなくても、段差が領域をつくる。
・ピットを通路にしないこと。
・居る理由と景色を、先に決める。
・フラットな居場所も残しておく。
・誰が何をするかしっかりとイメージする

家族の気配を感じながら、それぞれの
「領域展開」する(笑)場であり、そこは

「少しだけ別の時間が流れる居場所」

に成り得るかもしれません。

床の高さひとつ変えるだけで
居場所の数は増やせる。

それがピットラウンジの魅力です。
チャンスがあれば検討してみてくださいね。

ではでは。

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!