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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~建築家がお金持ちでしかもイケメンなのは、ドラマの中だけの話である~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

2月最初の日曜日、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、面白いネット記事を見つけましたので、是非、みなさまにも読んでいただきたいと思いまして、ご紹介させていただきます。

標題は、

「建築家がお金持ちでしかもイケメンなのは、ドラマの中だけの話である」
~一級建築士の資格が「足の裏の米粒」と呼ばれるワケ~
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/CxlCciMNLBPH4d

建築家の部類に入る、現役で悪戦苦闘している一級建築士さんが書かれた文章。

とても面白い内容ですので、是非、お暇な時に読んでみてください。

ここに書かれている内容、言い得て妙で、私がこれまで見てきて感じてきたことを一緒で、非常に赤裸々に正直に業界について書かれている内容だと思います。

ここに書かれている懐かしいTVドラマとか、当然に私も全部その時代に観ておりますし、だいたいが建築家という存在はカッコいい存在で描かれていますし、

そういうことが影響しているのでしょうか、世間でも建築家ってエスタブリッシュされた存在に勝手に思われていると思います。

現実はそんな甘くなく、決してそんなことはないんですよって、ことが本音で書かれています。

特に、

一級建築士の資格は、しばしば「足の裏の米粒」という言葉で表現されます。

という、ところなんて、夢見る建築学生さんなんかには言いずらいところではありますが、

ここに書かれていることが現実。

非常に難易度が高い資格ですが、現実は「足の裏の米粒」なんです。

かく言う私は、その難易度の高い資格さえも持っていないのですが、

工務店の社長をしておりますし、賞を獲得できるような工務店の代表であります。

これもとてもリアルな現実であります。

この文章の中に「意匠設計を主な業務とする一級建築士の分類」ということで表が掲載されていますが、

この表の中にちょっと大事な情報が抜けているので、私の方で追加しております。

これをご覧ください。
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/7yAlUipwRR1Adx

そうなんです。

最初の表に「住宅メーカー」までは意識されるのですが、そこに「工務店」という存在が省かれている。

これが現実なんですよね~

悲しいなぁ・・・

住宅など小規模な案件に多く携わっているであろう建築家の中でも「アトリエ系事務所」の建築家を言われる人からしても、

工務店(設計できる工務店)という存在はそんな大きな存在ではないということがここでも見て取れます。

大分で活動していて、地元の建築家と言われている人たちと会ったり、交流したりすることありますが、

「工務店をやっています」

と言うと、

私がどんな存在かとか、シーナリーハウスという会社がどんな家づくりをしているかとか、全く興味を示してもらえずに、存在をスルーされることばかりです。

建築家たちに並んで賞を取らせてもらってもです。

これ、どういうこと?

って、正直、思いますが、そんなことはそれぞれの立場が違うとなかなか理解はされないこと。

私も工務店業界のことを知らずに、建築設計事務所業界しか経験してなければ、そうなるでしょうし。

自分のいる立場、狭い業界を越えて、幅広い見識をもつことが如何に大事なことかを痛感させられます。

先日の大学の先生との話でも同じようなことを議論しましたが、

工務店の地位向上というか、工務店の存在感をエスタブリッシュさせること、業界にとって、とても重要な課題だと思っています。

シーナリーハウス、ここに果敢にチャレンジします。

この文章に書かれてもしますが、アトリエ系設計事務所は、膨大な時間を設計にかけるために、それなりのフィーをもらっても時給換算すると酷いことになる。

だから、若い所員に十分な給料も支払えないし、そんなリッチな生活も難しい。

建築雑誌なんかを見てもらえると分かり易いですが、

掲載されている建築家のプロフィールなんかを見ると、ほとんどが大学の先生なんかをしている人が多い。

これには2つ理由があって、

有名建築家を大学の客寄せパンダとか学生指導にリアルな建築を教えて欲しいという理由で教授に招聘したいという大学側の思惑があり、

はたまた、大学の先生というある程度の高給が確保された中で、建築活動に十二分に専念できる環境があることで、雑誌に掲載られるような建築を設計できるという、

こういうことがあります。

ですから、

戦略的に大学の先生になることを積極的に狙う若い建築家が多いことも事実ではあります。

リアルな現実、いろいろあります(笑)

そんな中、シーナリーハウスの立ち位置は、建築家に負けないような設計に拘る、設計が上手い工務店を目指す。

アトリエ系設計事務所的に膨大な時間と手間を設計にかけますし、建築工事にも手間暇をかけます。

社内には経済合理性はそこにはありません。

当然に、無駄なことには時間を避けれませんので、効率化できることはしております。

ビジネスとしてキチンと成立していないと、持続可能性自体が危ぶまれますので、そこは一番に考えながら。

人なのでミスもあるし、トラブルも出てくる。

人材もスーパーマンばかり揃えることは出来ませんので、その人の能力の限界もある。

家づくりが好きだ、建築が好きだ、いい家づくりをしたい、

すべては思いが優先でのことになります。

いくら能力が優秀でも思いがなければ、シーナリーハウスの家づくりに携わってもらうことはないですし、

メンバーになることはないです。

言い換えれば、

少し能力がまだまだでも、思いさえあれば!です。

けど、

お客さまからしても、しいては、経営者の私からしても、能力が高い方がいいに決まっています。

思いがあり能力の高い人がいい、能力は後天的にどうにかなるかもですので、先ずは「思い」ですよね。

いろいろなご指摘、お叱りはあると思いますが、

シーナリーハウス、思いのある人間(春からの新人くんもそう)だけであることは断言できますので、

どうぞ、これからも宜しくお願い致します。

では、

今日は、これで失礼させていただきます。

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