プレゼントデザイン

こんにちは。プレゼントデザイン 川端です。 今日は熱心にご感想をいただいている方に向けての私見です。 いろんな考え方があるので、悪く思わないでくださいね。 m(__)m 太陽のエネルギーで大きいのはもちろん熱です。 太陽光発電は、熱ではなく光エネルギー（電磁波）を使って、電気を作っています。 そして、その作られた電気で、照明や家電につかったり、はたまた、給湯につかっています。 そうですね。太陽光→電気→お湯（熱）に変換していくわけです。 エネルギー保存の法則で、変換があっても、エネルギーは同じ量なのですが、変換が多いほど、ロスが発生し、大気などに放散されていきます。 それでは、太陽熱給湯はどうか、との話です。 太陽の光ではなく、熱をそのままお湯を作るエネルギーに使うので、ロスがすくないので、太陽の熱を余すことなく利用することが可能です。 ただし、問題としては、「熱」でしか利用しにくいのと、貯めておくには玄関がある。 太陽熱給湯は文字通り、熱エネルギーなので、電気に利用はできない。 正確には太陽熱発電の技術もありますが、施設が大きくなるので、住宅では向かない。 一方、太陽光発電は熱に変えるにはロスが一定発生するが、 先にも上げた通り、家電にも照明、エアコンなど、いろんなものに使えます。 また、先日のメルマガにも書いた通り、お日様エコキュートなども発売されており、蓄電池がなくても、余剰電力の有効利用が可能になっています。 ということで、今現在の私の優先順位は太陽光発電→蓄電池（ＯＲ Ｖ２Ｈ）→太陽熱給湯 になります。 もちろん、別荘等であれば、また、考え方は変わってくるかと思います。 消費する電気も少なくなるでしょうし、雨がが降ったら、風呂はあきらめようか。 というのも短期間の滞在では、問題がないかと思います。 私も江田島ゲストハウスでは、当初は週末だけ私が使うイメージでしたので、太陽熱給湯も検討しました。 ですが、ゲストハウスとして、不特定多数の方が、無理なく暮らしを体験したいただくために、蓄電池を優先します。 ちなみに寒い場所でも使える太陽熱給湯システムもあります。 お質問いただいた方がつけられたものとは違いますが、福山市の寺田鉄工所の真空太陽熱給湯機は業界の中でも有名です。 https://m.pleasant-design.com/l/m/HAqnVRitqTmm5v 社長とは友人ですが、やはり、太陽光発電の普及で、家庭での太陽熱給湯普及は厳しく、現在は工場用の太陽熱給湯をたくさん製作されています。 工場であれば、お湯を使う量も、貯湯するだけの施設も多くありますしね。 太陽熱給湯がおすすめではないのではなくて、優先順位の話だとご理解ください。 蛇足ですが、ヨーロッパなどでは、地域内給湯なども盛んです。 それは太陽熱給湯ではないですが、太陽光発電で余った電気を、お湯に変換して、町として貯湯し、それを各家庭に熱供給（暖房や給湯）として送ったり、寒冷地では融雪のためのヒートロードとして使ったりしています。 個人的にはマンションの壁面に太陽熱給湯を設置し、建物全体で、貯湯して、各家庭に送るなんてすれば、効率的だなあと思います。（太陽熱給湯は壁面でもある程度、お湯が作れる） ちょっと、小難しい話になりましたが、ご参考になれば幸いです。 それでは、また次回。

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