シーナリーハウス

こんにちは。 シーナリーハウスの西村です。 さて、今日のテーマは、「家づくりで大事なお金の話」についてです。 先日も、「資金計画セミナーへのお誘い」をメルマガにてしましたが、世の中、いろいろなことがあってどんどん動いていますね。 家づくりをされるみなさんに大きく関係するのが、金利の話。住宅ローンに影響してきます。 現在、急激な円安が進んでおりまして、１ドル＝１４０円に近づこうとしております。 ちょっと前まで、１１０円だったような気がしますが・・・ この円安になっている主な要因が、日本とアメリカの金利差であります。 これまでは世界中が景気を良くするためにゼロ金利政策をとっていたのですが、物価が高くなるインフレの恐れがあり、アメリカが長期金利を上げていますので、そちらにお金の預けた方がよいわけで、これまで安全資産として人気だった円を売って、ドルを買うという流れに・・・それにより急激な円安となっております。 海外で稼いでいる輸出企業は円安の恩恵が大きく、ある商社では１円円安になるだけで、何千億円も利益が増えるということです。数千億円ですよ、数千億円。やっていることは同じなのに、為替変動で円安になるだけで儲かるってすごいことです。当然、いいことだけでなくその逆もある訳ですが・・・ 北欧家具メーカーの照明や家具などは７月から価格が上がっております。i phone13が各社値上がりとかニュースになっておりますが、それと一緒です。 住宅ローンの金利は、いまの世界経済の動きからしたら現時点から将来になればなるほど上がります。 しかし、日本銀行がゼロ金利政策を持続している限りは、日本の長期のローン、住宅ローンの金利は抑えられます。 そのゼロ金利政策がほぼ日本だけになっているので円が安くなっています。その今が、特別であるということでして、すぐにではないと思いますが、おそらく徐々に日本銀行も金利を上げてくると思います。この度、参議院選挙で圧勝した政府は3年以内に消費税増税に踏み切るという話もありますし、消費税を上げるなら金利は当面上げないでしょうね。あくまで個人的な意見ですが、私はそう思います。 ↑上記のようなことを考えて、それらの情報を客観的に考えていって、住宅ローンの選択とか家づくりのお金の話をして参ります。 シーナリーハウスが「お金に強い」ということは分かっていただいてご相談ください。 ちなみに、余談ですが、こんな話があります。 日本の話ではなく、中国の話なんですが、今、中国の都市部の若者は仕事から溢れて、失業率は１８％を超えているようです。５人に1人は仕事がない・・状態。 もともと大学進学率が日本ほど高くない中国でも大学を出ても就職できる保証はないようです。 内定をもらって仕事がある人は、初任給で年収２００万程度（ある意味、もう日本に近くなっていますね）。優秀な会社に就職できると初任給で年収８００万（これってすごすぎる！日本よりも相当高い！）っていう状況らしいです。 運もあるのでしょうが、コネクションの世界の中国も既に能力主義の世界になり、完全に社会が「二極化」している・・・ 日本も格差はある程度あるのでしょうが、まだまだ平和ですね。資本主義と言いつつ、中国よりも社会主義化しているのかも！？自虐的にそんなことを思ってしまいます。 一橋大学の名誉教授、経済学者の野口悠紀雄さんは、「日本は既に先進国ではなく発展途上国に経済では負けている」そう言っていますもんね。 余談でした(笑)。 では、今日は、これで失礼させていただきます。

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