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マルベリーハウス(株式会社桑原建設)

いろんなショックの後に

こんばんは

Mulberry House 桑原人彦です。

すっかり間が空いてしまいました。
申し訳ありません。

忙しさにかまけて
更新をさぼってしまって
おりました。

今年は心機一転
なるべく多く更新
していきたいと思います。

今後とも変わらぬ
ご支援お願いいたします。

昨年はウッドショックに始まり
半導体ショック、値上げショック
とショック、ショックの連続でした。

もどかしいのは、これらのショックは
僕たちではどうしようもない事です。

売る側から、木材がありません、
トイレがありません、給湯器がありません。
この商品は来月から30%値上げです。

って言われたら
僕ら中小零細の工務店は
あぁそうですかと言うしかありません。

ただ、手をこまねいているだけでは、
仕事が成り立ちません。

僕たちの出来ることは
全体の金額を押さえるために

よりコンパクトに
よりバランスよく
設計するしかありません。

よりコンパクトとは
なるべく無駄省き
コンパクトではあっても
住みやすい間取り提案を
心がけるという事

よりバランスよくとは
構造的には無理をせず
シンプルな架構で構成する

断熱的にはやみくもに
性能を上げるのではなく
長期コストを考えたうえで
地域に合った性能を目指す。

と言ったところでしょうか。

要は、当たり前ですが
本業のスキルを磨く事
だと思います。

設計力、施工力、デザイン力等
本物だけしか生き残れない
時代になったと考えられないでしょうか。

逆を言うとユーザーの皆様が
本物を見極めなければいけない
時代になったとも言えます。

このコロナ架で建築系のYoutuberが
たくさん世に出てきました。

またTwitterなどでプロ顔負けの
知識を持つお施主様が様々な情報
を発信しています。

一昔前では考えられないほど
ユーザーの皆様が情報を取る事
が容易になりました。

実際、弊社に来られるお客様も
以前と比べますと建築に関する知識は
数段上がっていると思います。

これは非常に良い事だと思います。
つくる側も緊張感がありますし

情報に疎い会社は
排除されていきますから
業界の再編も進んでいくと思います。

一番大事なのは自分たちが
本物だと思って頂かなければ
いけない訳ですから日々の研鑽を
欠かさないという事だと思います。

いろんなショックがありましたが
シンプルに考えれば、
原点回帰という事だと思います。

値上がりは避けられないとしても
その金額を払ってでもMulberry Houseで
建てたいと思ってもらえるような
家を設計、施工して行くしかないと思います。

それだけの価値がある家を私たちは
つくらなければいけないと思います。

私見ですが、住宅業界は
ますます2極化が進むと思います。

金額重視で低価格で建てる会社

高価格だが高価値の家を建てる会社。

どちらが正解とかは無いと思いますが
私たちは高価値な家を建てることを
選びました。

価値観は人それぞれなので
あくまで私たちが考える
高価値ですが・・・

新年一発目のメルマガは
取り留めも無い話になって
しまったかもわかりませんが

混沌とした時代に対しての
私たちの決意表明と考えて
頂けたら幸いです。

ではまた次回をお楽しみに。

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