家百マガジン

梅雨明けからの雨。台風ですよねー。接近しそうな地域は要警戒です。 本日は日曜日なので手短に。 昨日の長期優良住宅認定が下りない問題を取り上げました。 そちらに感想、ご質問がいくつが届いたのでそれについてお答えしていきますね。 ーーーーーーーーーーーいつもメルマガを読ませてもらっています。現在私の家は長期優良住宅として建築中です。 先日ハウスメーカーの方から長期優良住宅の認定がおりなかったと言われました。 長期優良住宅の申請する前に着工してしまっていたようで、それが原因で申請が通らなかったそうです。 認定はされないけれども引き続き長期優良住宅の仕様として進めていくと話がありました。補助金が出る、ローン控除や減税にもなることから長期優良住宅を希望したのに…とショックを隠しきれません。 約款には特に長期優良住宅関係のことは記載してなかったので今回は仕方がないと泣き寝入りするしかないのでしょうか？ ハウスメーカーには何か代わりの対応を要望をすることはできるのでしょうか？ メルマガの感想では無いのですが何か助言をいただけるとありがたいです。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。 ーーーーーーーーーー この方だけではなく全国にある一定数はいらっしゃると思います。 で、私個人の見解をお伝えしますね。 法的に責任を問えるレベルなのかというと難しいかもです。 ただ落ち度はあるかと。 まず長期優良住宅の申請を出す前に着工していたのは不味いのでは？？ まずは長期の申請を提出してから着工。 その後に認定が下りる。 この順番になっているはずです。 資料を添付しておきますね。https://m.quohome.com/l/m/TeoK48JZqd0Cl6 以前は認定が確実におりるまで着工は出来ないという事でしたが下りるまで待ってると時間がかかりすぎるので、申請を出しておけば着工はOKに変わっています。 ただ、今回の様に出してはいたけど下りないというリスクは増えていますよね。 上記に関しては落ち度があると思いますね。 今回の改正ような話は各建築会社に国から「こんなふうに変わります」という様な連絡はほぼありません。※今回も無かったはず。 なので各建築会社が各々で仕入れていく情報になるんですよね。 なので今回の件を知ったタイミングによるかとは思いますが。 難しいケースになるでしょう。 もし責任を問えるかも？っていうケースがあるとしたら。。。。 法改正があった後に。↓土地をそのメーカーから紹介されて、すすめらた。↓土地を検討するにあたり長期優良住宅の認定も取れます！いう事で話がすすみ、書面などでもしっかりと証拠が残っている。↓その話を信じて、その条件であればという事で土地を購入。↓その後、発覚。 という場合であれば話し合いの土台にのるかも？ という感じです。 結構法改正などは突然来たりしますので。 弊社でも情報を仕入れてすぐに調べましたが幸いにして該当はなかったという結果でしたので。 土地を購入してもらって設計待ちのタイミングで今回のケースがあった場合に責任は誰が取るのか？ って考えるともうリスク高すぎて建築会社は土地紹介しなくなるのでは？と感じます。 で、今回のケースの場合、建物自体は長期の認定が取れていないので耐震等級３であればその証明が出来ないので地震保険の割引が受けれないと思います。 その場合は住宅性能評価にて証明をする方法はあります。 ただ、建物基準は変わって来ますのですでに建築中の場合は切り替えるのは難しいかなー。 弊社で今回の事例にあたったと想像すると心苦しいですよね。 ただ、私が法改正したわけでもなく強制的な話なのでお互い困りましたね・・・。ってなります。 って事であれば建物自体は長期仕様を担保しつつ。 住宅性能評価で検討する！っていう方向がベターでしょうか。 建物の法的調査をどの段階でするのか？という話しではありますので着工前には発覚する事は「可能であった」とう事が争点になると思います。 実際問題ハウスメーカーを相手取って裁判するうような気力や気持ちはないのかな？と思いますので担当者さんと膝を付けわせて要相談という事で冷静に話を持っていく事を正直なところおすすめは致します。 難しい問題ですね。 他に「こうすればいいよ」とかご意見あればぜひコメントお待ちしております。 では、では。

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