家百マガジン

こんばんは 前回お話していたROOMTOUR三連投YOUTUBEにUPしました。 私が土地を仲介させていただいたお宅で人生観もじっくりと考えた上で定めた大事なコンセプトはソトとつながる 「広い雑木庭のある暮らし」 を大事にしつつ、三間巾の大開口木製建具と広いウッドデッキでつながる雑木と家庭菜園のある庭を楽しむ家。自然石や雑木下草でしつらえた趣のあるアプローチも見どころです。 キッチンやパントリー、ランドリーなどスペースと家事動線にもこだわった北建定番の回遊性のある間取りを軸に、吹き抜けと広いスタディーコーナーを配して伸びやかな空間に。 チラ見ではなく、是非最後までご覧くださいませ（笑） 【 風燕の家 ROOMTOUR 】 https://ki-kobo.net/l/m/y6g61tQ8bcIUPY ちなみに昨日は例の「監督会」で「あすなろ建築工房」さんの完成現場がこの動画のお宅のすぐ傍でもあり、前回の監督会ではこの「風燕の家」で勉強会を行ったので今回は逆。見せ合いっこです（笑） 今日は他社の皆さんが来られなくなり北建からは監督だけでなく、設計スタッフも、さらにオマケで私も参加させてもらい、弊社は総勢でまさに「貸し切り状態」で贅沢にじっくりと拝見させて頂きました。 まさに「あすなろスタイル」な立体構成や細かな気遣いが詰まっていて超コンパクトなサイズながら各収納を確保した快適な暮らしがイメージ出来る素敵なお宅でした。 https://ki-kobo.net/l/m/sdEUXuqXglRyCV 今後もライバルでもあり同志でもあるお仲間たちと切磋琢磨しあい向上を目指します。 さて、今回のレシピは「キッチンサイズ」 キッチンの長さというよりもキッチン本体とパントリー含めたボリュームのことです。 延床30坪に満たない、いわゆるコンパクトなお宅では分譲系の住宅や建売のプランを見るとウリとなるＬＤを広く見せるためにキッチン廻りのスペースは寂しい図面をよく目にします。 ぱっと見は収まりそうに見えるかもしれませんが、家電製品や小物、ストック品などをひとつずつ考えていくと、色々気づくことがあると思いますので是非気楽にシュミレーションしてみてください。 どんなにＬＤが開放的で広くてもキッチン廻りのモノがはみ出してくると空間全体が落ち着かなくなります。 形や色がバラバラの食器棚やチェストなどがダイニングに並ぶようなことは避けるべき。 北建プランはキッチン廻りのボリュームが多いと言われるし、それを自認しています。 スペースの調整役でキッチン周りの大きさを決めないこと。 本当に欲しいボリュームを作れるかどうかで日々の家事のストレスが確実に違うし、なにしろ室内の整然さが変わる。 普段使わない食器や家電などは傍にストックする必要もないので、本当に日常使うものをしっかりと手元に置けるだけの「必要充分」なボリュームを早く見つけておくことです。 そのうえで、必要と思えるサイズはあきらめないこと。 日々の忙しいなかで、キッチンにいる時間とリビングやダイニングでくつろぐ時間を比べても大事な場所です。 ご自分の「必要充分」を見つけておくのは 「土地を決める前」でも決して早くありませんよ。むしろ人生観を考えていけば、当然暮らしぶりも家族構成も頭に浮かぶはず。 イメージトレーニングで皆さんがやれることは実はいくらでもありますよ。 プラン段階にきている方ならぜひ図面に書かれている「キッチンと冷蔵庫」以外のところに何をどう納められるかじっくりと考えて進んでくださいね。それと 見せたい「モノ・トコロ」隠したい「モノ・トコロ」 もはっきりさせておくと取捨選択・妥協の局面に来た時、楽ですよ（汗） ぜひ調理＆収納を大事にしたこだわりのキッチンがあるお宅目指してみてくださいね。 ではでは。

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