家百マガジン

お久しぶりです。輝建設のコハラです。 本日は大阪公立大の学生さんが古材の再利用の研究の一環で当社に取材に来られました。 SDGｓやサステナブルという観点から建材の再利用などを調べていらっしゃったようですが、 なかなか「古材」というワードに結びつかなかったそうです。 「古材」というワードが一般的でないのでそれはそれなかなか情報に行き当たらなかったということでした。 が、「古材」というワードが見つかったときにあれこれ調べて当社をはじめ古材を扱っているお店を見つけて話を聞きに行っているとのことでした。 ＝＝＝さて、家づくりの情報を収集するときに一般的なワード「新築」とか「乾太くん」とか「キッチン 高さ 90cm」とかは本当に調べやすいです。 が、漠然と自分の中でこんな感じと思っていることを検索ワードとして抽出するのは難しかったりします。 事実、うちに来られる相談者さんで「インターネットで見つけた」というお客さんに検索ワードをお尋ねしても「いやー、ちょっとなにだったから 覚えていません」 という方が多いです。 きっと「古民家再生 大阪」とか「新築 工務店 東大阪」とかそんなあたりでバクっと検索してなかなかピンとくるところないのでいろんなワードで検索しているうちにたまたま見つかったのかなと思います。 直接的に工務店探してという形だけでなく、ブログなどの情報から興味を持たれて、、、、という方もいらっしゃると思います。 ＝＝＝＝「耐震等級３」とか「UA値」など性能などの定量的なものは検索に向いているのかもしれませんが、 「〇〇っぽい」とか「XX風だけど▲▲的な」とか定性的な感じになるともうどういうワードを使ったらいいかほんとにわかりません。 ＝＝＝＝で、なんですが、とりあえず気になった工務店さんは早い目に会いに行ったほうがいいと思います。 ネットで調べられる情報だけだどどうしても自分の知りたいことが家づくりのような試験問題のような正解がない場合は 作ってくれる人と会って、その人の話や実際の仕事などを見て工務店なりの考え方や 施主としてまだまだふわっとしている考えをうまいこと整理して 自分が欲しているベクトルでのヒントとなる情報をくれる人かどうかの相性などを 知ったほうがいいかなと思います。 ＝＝＝＝急がば回れなんですけど、家というハードウェアが成果物としてでてくるのですが、 ありものをぽんと買うようなものでもなく、 家づくり中のほとんどはできあがっていないものをお互い頭のなかでおもいうかべてのやりとりがほとんどで 人同士のことですから早め早めに相性を確認するのが時間の無駄遣いにならないかなと思います。 ＝＝＝ということでまた次回。 ＝＝＝追：前述の大学生さんには私のお付き合いある古材屋さんを２軒ご紹介しました。 （いま、その２軒から 仕入れた古材をつかって 家づくりしています） 大学生さんはその２軒をネットで見つけられませんでしたが、 私に会いに来たことで古材をたくさん商っている人を知ることができてわけです。人のネットワークから得た情報は検索エンジンより確かで有益なことがほとんどです。 下の写真は２軒の古材屋さんのうち、１軒のご自宅。 もちろん、古材をつかった新築です。 ↓↓↓ https://m.terukensetsu.jp/l/m/8C8P43WAlqbGKG

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