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COMODOデザインの言語化.6

今日も一日お疲れ様です!
COMODO建築工房の飯田です。

前回の造作に通ずるところでもあると思うのですが、必ず線を意識すること。
これほんと大事。
設計の基本ですけど、案外と難しい。

内部と外部の整合性があり、部屋を跨いで検討せねばならず。
部屋内を一周ぐるっと線を通す。
家具と建具の関連性を整える。
しかし使い勝手を犠牲にしてはならず。

ただそれだけで空間が引き締まって見えるから面白い。

しかし!
時にはずらすこともテクニック笑
今度は壁の余白を意識する。

線を通すことばかりに囚われると単調になりがち。
ちゃんとずらした理由づけを忘れないこと。
意味のない外しは本当に外す笑

和室(特に茶室)の外し方は本当に絶妙。
全然ズレてるのに違和感ないんですもん。
あれは本当に絶妙通り越して奇妙。

線が整っているだけで空間は繊細になり
そして上質になる。
けれども単調になるかもしれない。

そんなせめぎあいを設計にて楽しく、時には苦しく行われています。

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