家百マガジン

凰建設の森です。 先日に続き再度お知らせです。12/4と12/5に、完成内覧会。豊臣秀吉の一夜城で有名な墨俣という場所になります。 晴れていれば、オーバーヒートを体験することができるかと。 12/4のお昼からは私が居ません。 最近、内覧会がすぐ埋まるので、HPではなくメルマガ限定で、こっそりお知らせをしております。 お申し込みはこちらから↓ ↓https://ohtori1.com/l/m/CNbsBz4AHs7n1Q 予約受付担当の森島ちゃんが、明日までお休みなのですが、かなりの数のブッキングがありそうな感じです。 ひょっとすると、第二希望も叶わないという方もいるかも。 その場合は、ごめんなさい、ちょっと相談させてくださいませ。 本日も沢山の打ち合わせ。朝、お会いしたOBさんの奥様から一升瓶を入れて持ち運べる手提げを頂きました。 ありがたいです。お祝いなどでお酒を持って歩くことが増えるのですごく嬉しいです。 午前午後と新築の相談。午前中は資金計画の方。お昼からは図面の打ち合わせ。 設計の仕事は楽しいです。やはり間取りを考えている時間というのは、この仕事の最も楽しい時間になります。 私の場合ではありますが、住宅の性能設計をするのは、資金計画の時になります。 現状の生活パターンや光熱費、理想の住居環境などから、その住まい手さんにとって、最適な性能数値を割り出します。 あなたの理想としていることをやろうと思ったら、この性能が必要になるんですよ。 そのための断熱材の厚みは、こんな感じになりますよ。 窓はこの性能のものを使ってね。外皮面積のバランスはこんなもん。 そこまでをシミュレートして、住まい手さんに渡します。 その資金計画書及び性能設計書通りにやっていけば極端な話、素人さんが設計しても、狙った性能の家を作れます。 私が作った設計書を他社さんに持ち込んで、この通りの数値や数量、面積で設計してくださいねと言えば、それでも狙った性能数値の家が出来上がると思います。 私の場合ではありますが、お施主様にUA値などの性能数値をお伝えするタイミングは、資金計画時。 まだ、凰建設にするか、他の会社さんにするか、検討しているタイミング。 そこで、性能設計までが終わるようにしています。 住まい手の要望が出てて性能が決まっていれば、概算予算なども割と高い精度で出すことができます。 申し込んだり契約をした後で予算が全然合わなくなる。 只でさえそういうのが多い住宅業界なのに、ウッドショックでもう、無法地帯に近い。 全国各地で予算的に厳しい。そういう声が聞こえてきます。 勿論、全物件が上手く行くわけではありません。現在進行形で、私が調子に乗りすぎて、資金計画時の予算を大幅に越えてしまった案件も、1件あります。 建築会社を決めた後に、金額がどんどん上がるのは家づくりにおいてはものすごいストレス。 住まい手に清水の舞台から、飛び降りてもらうのは1回だけ。 なるべくそうなるように、性能設計も含めた精度の高い資金計画をするわけですね。 そして空調設計のタイミングは、間取りを考えている時です。 天井高さや床面積、窓の大きさと仕様、そういったものは既に決まっているので、頭を空調設計と間取りに集中させることができます。 耐震もそうですが、間取りと同時に考えないとどうしようもなくなってしまうことがしばしばある。 間取りの時に工夫をしておけば循環ファンの数は限りなくゼロに近づける事が出来ます。 循環ファンが家の中に沢山あればあるほど、お金も掛かりますし、音もうるさいです。 住宅の設計って、間取りを決めてその後耐震設計をして、その後性能設計をして、その後設備設計をして、って、やっていくと、後工程はどんどん苦しくなる。 恐らく、上手な設計者になるほど、1から10まで全部頭の中で設計しながら間取りを描くはず。 間取りができた時には是非設計者さんに聞いてみてほしい。 間取りの中で、抜けない壁はどこか。空調設備の配置はどうするのか。 耐震や性能、設備まで一緒に設計する人なら答えられるはず。 参考にしていただければと。

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