家百マガジン

こんばんは！マルトの澤田です。 ド素人の感想なので、ツッコミは無しで 井上尚弥VSアフマダリエフ 寒気がしました。 世界戦なんですよ。プロと素人の試合じゃないんですよ。何なら過去最強とまで言われるような相手なんですよ。 そんな相手に「アウトボクシングってこうやるのよ」って、まるでレッスン動画を見てるかのような試合内容。 スゴイチャンピオンですね。 こんな戦い方されたら、誰も勝てないですよ。だって、パンチが当たらないんですから。 いやスゴイもん見せてもらいました 引き出しの多さもさることながらトータルでの強さはもう別格ですね。 さてさて、住宅のメルマガですからそろそろ話を戻しましょう。 その引き出しの多さやトータルでの強さは住宅屋にとっては諸刃の剣です。 もちろん井上尚弥みたいに突き抜けるほどの総合力があれば問題ないですけど。 私達4回戦ボーイは、誰にも負けない強みを一つ持っておかないと、この厳しい時代では生き残れません。 じゃぁ強みがあればあとはどうでも良いのかっていうとそれも違う。 最低限必要な性能、技術、施工力もいる訳で、そこが無いのに何か飛びぬけてもそれは意味がない 例えば、、、 超高断熱・高気密だけど使っている材料は新建材だらけ 全て国産の木だけど、めっちゃダサイ デザイン素敵だけど、地震に弱い これじゃダメなんですよね 井上尚弥とまではいかないまでもやっぱり総合力は持ってないとダメなんですよ。 そのうえですごいパンチや、超絶早いスピードを持つ必要がいる訳です。 先週の家百ライブで、注文住宅と提案住宅って話をしていました。 COMODO建築工房の飯田さんがそんな話をしてくれたんですが、工務店って注文住宅を建てるんではなくて、提案住宅だったんだなって気づかせてくれました。 「イメージは○○設計士さんが設計する家」「ここの床はこの材使って欲しい」「この部屋の内装はイングランド風で」「○○工務店と同じ洗面台を作って下さい」 これを受けるのが注文住宅かな（苦笑） 器用すぎるとこれも全部できちゃいますが、これを全部採用すると家全体の方向性はブレまくります。 つまり良い家にはならない。 お客様の話を伺い、私達の持つ強みを活かしながら、そのお客様に合った物を提案するのが私達工務店の家造りなんですね。 だから、時には要望を聞かない事もあります。 それは、その要望を聞いちゃうと、きっと快適に暮らせないでしょうし、きっと余計なコストもかかります。結局、トータルで良い家にならない。 井上尚弥はムロジョンには、強打でいくよりも、スピード・テクニックという武器を全面に押し出して勝ちを取った訳です。 相手に合わせた注文住宅とも取れますが、相手を知り、その相手に自分の持つ武器を最大限使いって、一番相手に合う戦い方を選択したんですよね。 まさに提案型住宅かと。 で、結果あのパーフェクトな勝利。 住宅も同じなんですね。施主様を知る事でその施主様に合う物を提案し、そこに自分の強みを入れて提案する訳です。 昨日の井上尚弥の戦い方を強引に、工務店の在り方に絡めてみましたが、何となくわかって頂けましたかね？ 工務店を決める時も、工務店と話を詰めて行く上でもきっと大事な部分になると思いますので、困った時は井上尚弥の世界戦を見直して下さい（笑） ではでは

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