家百マガジン

こんばんは。この数日で事務所の木々も紅葉が進み、特に五色全てを楽しめる期間限定のプレミアムタイムが始まりました。 日本の秋がいずれ無くなるかもと言われるなかで自然のうつろいを感じられる暮らしは、忙しい日々のなか心をほぐしてくれます。 そんな暮らしをイメージできる住まいの完成見学会が今週末に近づきました。 高低差のある敷地を逆手にとって擁壁を造らないスタイルでしつらえた雑木の庭は道路際にほんのり緑をにじませ、「街にひらく」空気感を醸し出しています。 住まいとしての基本性能もしっかりと丁寧に確保されていて、 耐震耐風は最高等級 UA値 0.39 ・ C値 0.3 しっかりと性能を担保して、必要充分な大きさとものでシンプルな仕上がり。 「街の風景となる佇まいでゆるやかにつながる」とは、こういうことかもしれないな・・と感じてもらえると思います。 庭の植え込みも余白を多く残しているのでこれから暮らしながら造り上げていかれる予定です。 ご興味があれば、ぜひ風の抜け方や光の入り方など五感で確かめてみて下さい。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「葉揺（はゆらぎ）のいえ」完成見学会 in 横浜市旭区 開催日：11/30(日)※一日限り・完全予約制 お申し込みはこちら↓ https://ki-kobo.net/l/m/IGO4i7RI4qttUP 直前なのでお早めに ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ さて、今日はその住まいの“ちょっとした緑”を街に少しおすそ分けする、というお話。 ◇「街にひらく」という暮らし方の提案 街中の住宅地ではどうしても敷地を最大限に使いたくなるもの。 街中でプライバシーを守ろうとすると、境界際に高い塀を造るのがセオリー。勿論カーテンをおろしっぱなしの生活は本末転倒だし、今や防犯対策も必須な世の中なので、その是非は悩ましいところです。 また高低差のある土地では平らな部分を生み出すのに擁壁を作らざるを得ない場合も多いです。そこに塀を立てるので一層高い壁になりがち。 そこでこんなコンセプトを一つご提案。 「敷地をほんの少しだけ街へひらく」 という考え方。 ◇ 緑のおすそ分けは、街の空気を変える たとえば堅固な擁壁を造らず、石積みや法面などにして境界近くに雑木の低木をそっと植えてみる。 塀を単なる“壁”ではなく素材や陰影を生かして、風や光を廻すようにしてみる。 道路側に向けてほんの少しだけ緑を滲ませる。 これだけで、見上げたときに揺れる葉の影や芽吹きに紅葉などをを楽しむ人がいたり、足元の下草に季節の気配を感じて歩く足取りが軽くなる人がいたり。 室内から見た庭の面積が少し減る代わりに得られるもの。それは、住む人も街の人も気持ちよくなるゆるやかなつながりなんですね。 そして不思議なことに、街に緑がこぼれると家そのものの“圧迫感”も薄れていき、それが余白にかわる。 境界際の余白が暮らしの豊かさを増すことになるんだと感じています。 とはいえ、現実的な面積やプライバシーに防犯面など立地も様々で、物理的にも金銭的にもそんな「ゆとり」は理想論かもしれません（汗）それも一軒ごとに条件が違うので家ごとに最善を探りながら決める必要があります。 家は“自分だけのもの”でありながら、街の風景の一部でもあり、その責任もある。 その境界の扱い方にゆとりを持てると街の景色は驚くほど変わりますし、暮らしの心地よさも変わります。 是非、皆さんにも心のゆとりを忘れずにいてくださいませ。まあ、誰よりもゆとりのない奴の言葉に重みはないですが・・（苦笑） ではでは。

家百マガジン

複合的な要因が重なっている

家づくりの言葉は難しいですね！

【快適とは感じないこと】

たくさん見て感じる。

木の家建築展?

2026エコ補助金でました

出会いが生む世界

今年最後の見学会します。

木の家建築展　いい感じです！

ガスで給湯？

古い家っぽいけど最新鋭、、、

「街にひらく「ゆとり」が生む豊かさ」

○○のこと(カテゴリー検索↓)

家百パートナー企業様