家百マガジン

こんにちは。 プレゼントデザイン 川端です。 昨日の投稿、 少なからず、反響がありまして、、、 まあ、半信半疑の方も多いですし、 費用はいくら？？と聞かれる方もいらっしゃいます。 まずは実績はかなりあるシステムになっており、 昨日も色々と話していたのですが、 山梨県で30年使い続けて、 この度、広島県の大崎上島に移住される方が、 再び、エコロンシステムを採用されるとのことでした。 ただ、すべてのケースで、 採用できるとは限りませんので、 注意が必要です。 決して、地中に放出しているわけなく、 浄化しているので、 浄化するためのスペースが必要です。 化学的に浄化するのではなく、 自然の力を利用しながら、 浄化していると考えてください。 ちなみに江田島ゲストハウスは最大10名が 宿泊可能なので、11mの長さの浄化スペースが必要です。 ただ、色んなしがらみで、 このシステムは行政には認められていません。 基本、行政は浄化槽をつけるように指示をします。 また、都市計画エリア内では、 かならず、浄化槽の設置届を、 建築確認に提出が必要なので、 おそらく、その場合は行政が認めないケースが多くなります。 今回は都市計画区域外なので、 設置の検討がスムーズに可能だということです。 ちなみに、無理に設置することもできなくはないとは思いますが、 かなり、自己責任の範囲になります。 また、デメリットもあります。 都市部では、水道料金に下水利用料金も乗っているので、 エコロンシステムを入れても、 その料金は払いつづけることになります。 どうやって、無理やりつけるかは、 職業倫理上、お答えできませんので、 お許しください。 費用のご質問がありましたが、 200万円から、250万円になります。 浄化槽は補助金が出る地域もありますし、 浄化槽の費用は100万円以下なので、 何がしたいかを考えて、判断してください。 今回は私が建築関係者であること、 つまり、いざとなれば、浄化槽の設置もいとわない。 また、もう一つの思いとしては、 災害に強い住宅を作りたいという思いです。 ということで、費用がかかっても、 やってみようと判断しているので、 万人受けするわけではないことを ご理解ください。 ちなみにパーマカルチャーを実践されている 四井さんという方がいらっしゃいますが、 https://m.pleasant-design.com/l/m/WEn3MQ8uHI50FT この方の汚水浄化の考えは、 汚水の流れの中に、 植物を植えていき、 最後はワサビがとれるほどの、 きれいな水にするということをしています。 これは完全な地中排水のため、 かなり生活も制限されるし、 トイレはいわゆるポットンになり、 植物の管理など負担が大きいです。 イメージしやすい表現にすると、 省エネや脱炭素を達成するために、 スマホはやめましょうくらいな感じ。 エコロンシステムは、 自然の浄化システムに加えて、 人口的にその効果を最大化するものです。 ということで、 普通にTOTOやLIXILのトイレがつけれます。 先に、施工するので、 現場の仮設トイレにもなる。 被災地にも採用されるべきだななんて思います。 とりあえず、簡単に採用できるものではないということだけ、 お伝えしておきます。 それでは、また次回。

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