こんばんは。
あすなろ建築工房の関尾です。
先日、JBN全国工務店協会の創立15周年記念大会に出席してきました。
創立時からあすなろ建築工房も加盟させて頂いている工務店組織団体です。
JBNは、故青木宏之氏がアメリカにあるビルダーの団体である「NAHB(National Association of Home Builders)の日本版をつくりたい」と決心されて設立された団体です。
故青木会長と一緒に参加させて頂いた「米国住宅産業研修」の様子はこちら。
(アメリカでの研修の様子 全6回のブログです)
https://www.asunaro-studio.com/blog/sekio/2010/06/1295/
JBNが出来るまでは、工務店という業種は皆バラバラで、工務店主が好き勝手に活動していて、国にも自治体にも相手にされることはなく、工務店同士で牽制し合うという業界でした。
「工務店同士は敵ではなく味方 工務店に寄る工務店のための全国組織を創ることで業界としての結束を高めよう」と全国から志を高くする工務店主が集まり結成されました。
最初は加盟工務店も少数でしたが、今では3000社を超える会員数になっているとのこと。
昨今は、先日メルマガでもお知らせしたように「建築物木材利用促進協定」が自治体との間で結ばれたり、応急仮設住宅の建設の協力体制を構築したりと、国や地域に必要とされる団体として認知されるようになりました。
国土交通省が進める「住宅リフォーム事業者団体登録制度」での登録団体としても登録されています。
https://asunaro-studio.jp/l/m/fCOmYvagwITIYI
ちなみにですが、上記の団体登録ページのリフォーム事例として紹介されているお家は、あすなろ建築工房のお客様での事例写真です。(^^)
その大きな組織の創立15周年記念と言うことで、盛大な会が催されました。
会場の様子はこちら。
https://asunaro-studio.jp/l/m/ehZiQ7ZAjRXcXR
大会では、各分科会での勉強会も開催され、二日間に渡って、工務店同士の交流と意見交換、情報共有が行われました。
私自身もJBNでは既存改修委員会、環境委員会、次世代の会の3つの委員会に所属していることもあり、忙しい2日間となりました。
この2年間は新型コロナ感染防止のために、リアルでの会合が行われてこなかったため、久しぶりにお会いする方も多く、充実した二日間を過ごさせて頂きました。
さて、本題に。
建設資材の高騰の話をこれまでも何度かしてきましたが、本日は「着工までにいつも以上に時間がかかっている訳」という話をしたいと思います。
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