こんばんは。
あすなろ建築工房の関尾です。
昨日は、「丘の上の家」の新築完成見学会のお申込み受付でした。
見学会が2か月間が空いてしまったこともあって、多くのお客様にお申込みいただき、12:30のお申込み開始から5分で満員御礼締め切りとなってしまいました。
ご応募いただいたのに、キャンセル待ちとなってしまった方、申し訳ございませんでした。
今回からは、お子様にもお越し頂いてのご家族の人数制限無しで行いたかったのですが、新型コロナの第7波が収まらない状況が続いてしまっておりますので、今回も引き続きの人数制限での開催とさせて頂きました。
合板不足などで工事が遅れてしまったために、完成時期がずれ込んでしまう物件が重なっており、この後、見学会が続きます。
9月後半から10月初めにかけて3軒のお家の見学会を予定しています。
是非こちらの見学会もご覧いただければと思います。
開催については、メルマガで先行してご連絡しますので、引き続きメルマガチェックをよろしくお願いいたします。
さて、本日はお知らせがあります。
明日夜のNHKの番組「首都圏情報 ネタドリ!」で、おそらくですが少し出演すると思います。
8月26日(金)19:30~19:57
NHK総合1「首都圏情報 ネタドリ!」
『木がない! 広がる“ウッドショック”の波紋』
https://asunaro-studio.jp/l/m/k1feku7o3xcyyf
実は7月にNHKから取材を受けていました。
https://asunaro-studio.jp/l/m/wOnbCObsFKLNZg
内容は「ウッドショック」についてです。
事務所で建材の値上がりについてのお話をさせて頂き、現場にもご案内して、どのような建材が値上がりしているのか、入手が困難なのかについてお話しました。
ウッドショックから、建材ショックに繋がり、さらにロシアウクライナショック、原油ショック、円安ショックに関係するさらなる建材ショックについてお話しました。
この一年で、あすなろ建築工房の家づくりの内容も変更を余儀なくされました。
まずは梁材のほとんどが、国産材に置き換わりました。
以前は柱間のスパンを飛ばすためと断熱材の厚みを確保するために、強度が出やすい米松の梁を用いていたのですが、入手が難しい(不安定)こと、価格が高止まりしたことから、スギやヒノキの国産材に切り替えました。
米松と比べるとスギやヒノキは強度が低くなるので、同じ強度を確保させるためには「1サイズ(30mm)」ほど梁の背が大きくなります。
材木としての材積が大きくなるため、設計的には断面的な検討が大変になり、施工的には重量が増えるので、いろいろと負担が増えてしまっています。
ウッドデッキ材も入手が困難になり、手に入るものの中で最善のものでいろいろと変わり続けています。
外壁の耐力面材も同じく、手に入るものの中で最善のもので変わり続けています。
モイスがやっと来月から普通に入手できるようになるようですので、ようやく元に戻ります。
海外製の食洗器は相変わらずの入手困難が続いています。
合板も相変わらずです。
今後も鉄筋、コンクリート、各種面材や住宅設備の値上がりが予告されています。
この1年で想像しえないほどの建材値上がりが生じてしまい、お待ちいただいていたのに、結果として家づくりを諦めざるを得ないお客様も出てきてしまいました。
本当に心苦しい限りです。
明日の放送は、30分の番組の中で、どこまで放送されるのか分かりません。
こちらの意図通りに放送されるのかも分かりません。
もしかしたら、まったく私の部分は放送されないかもしれません。
大河ドラマのクッキーをお礼に送って来てくれたことからすると、少しは使われるものと思います。
https://asunaro-studio.jp/l/m/F3k8HVxpSJqcL1
お時間ございましたら是非ご覧ください。
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