こんばんは
関東もいよいよ梅雨入りですね。
コロナ過ではあるも、早くも梅雨明け
したら今年の夏はどうしようかと
ワクワクしている方も多いのでは
ないでしょうかね。
さて、今日は前置き手短にして
クロゼットの在り方について少々。
日本の一般的といわれる間取りには
個室にクロゼットや押入れが必ずと
言っていいほどついていますよね。
各部屋が広いお宅ならそれも悪くは
ないのかもしれませんが、我々が扱う
お宅ではベットや机などを置いたら
扉が開けるかというぐらい、
しのぎあいながら計画する場合が
良いのも事実。
まあ、そもそもどうレイアウトするか
なんて吟味すらされてなく畳数だけ
表記して安心させるような間取りが
多く見受けられます。
ちなみに私の設計方針は原則として
個室にはほぼクロゼットを設けません。
(事情によりたまに設けますが(汗))
収納の扉があるということは
その前は通路のように空いて
いないといけないわけで、
そうなると、置きたいものを
プランに落としてみると、
4畳半でも6畳でも思いのほか
置けないことが見えてきます。
いや、むしろ何も置けない!?
ってことにもなりかねない。
収納付きに固執して窓の位置や
家具の置き方に悩むなら
収納を部屋の外に出して
すっきりと壁を作って
あげたほうがメリットが多い。
「壁面」はいろんな意味で大事。
いつも子供部屋は3畳づつあれば
充分とお話ししていますが、
まさにこの理屈がベースになっています。
そこでポイントになってくるのが、
「共用のウォークインクロゼット」
の存在です。
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