こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
今日のテーマは、
「どう生きるかは選べる」についてです。
家づくりに役立つ情報提供をタスクと
した家づくりメルマガですが、
今、世界で起こっている大きな問題、
どうしてもこの話題だけは避けられませんね。
そうです。
ロシアによるウクライナ侵攻。
この全くもって不条理な言いがかりを
つけての侵略戦争は、本当に、
かつてのナチスドイツの各国への
侵攻、侵略を思わせます。
私たちの世代は、結構、戦争映画を
観ている世代だと思います。
私は、高校生の時から毎週末、
地元岩国の映画館に入り浸っていた
という人間で、大の映画好きでもあります。
ナチスドイツが題材になった映画も
普通の人よりは多く観ていると思います。
今では、
ネトフリやアマゾンプライムも
ありますので。
一番、メジャーで有名なところでは、
『シンドラーのリスト』という映画が
ありましたよね。
スティーヴン・スピルバーグ監督による
アメリカ映画で日本での公開は1994年でした。
私は25,6歳の時で、まだ、
モラトリアム真っ盛りの時代で
建築学生の時でしたので、
確か、実家に帰省した時に岩国の
今は亡き映画館、ニューセントラルで
観たと思います。
3時間を超える大作で、映画館では、
途中で休憩を挟んで上映されました。
ITにより世界がつながって、
世界がより近くなっているこの時代で、
まさに、映画のようなことが実際に起こっている・・・
遠く離れた日本に住んでる我々は、
ごく当たり前のように幸せにいつもの
生活を過ごしておりますが、
よくよく考えると、
こんなことが同じ時代に実際に
起こっているなんて信じられない話です。
ウクライナの人たちも侵攻が目の前に
起こるまでは想像だにしていなかった
のではないでしょうか。
今回の件で、
一番ポイントになるのは「核兵器」です。
「核兵器」を持っているという切り札を
持っているから強気のロシア。
「核兵器」の脅威をちらつかせるロシア
には絶対に直接的に手を出せない、
アメリカをはじめとする西側諸国。
結局は、「核兵器」を持って国が
得をするという構図が見えてしまいました。
これは、やるせないですね。
結局、それかよ~って感じです。
これでは、北朝鮮が「核兵器」を
持とうとするのも分かる気がします。
「核兵器」持ったもん勝ちという
なんとも理不尽な世界。
けど、いくら理不尽でも
その理不尽を受け入れて、
この時代の私たちは生きていくしかない。
今回のロシア、プーチンの暴挙を
見ていると、
「核兵器」なんか、権力者のため
だけのものだよな。
そう思ってしまいます。
そんなものいらないですよね。
けど、
「核抑止力」という効果も必要なので
今回のようなことがあればなおさら
「抑止力」のために「核兵器」を
持たないといけない。
という議論もあるかと思います。
私は、岩国育ちなので、広島が身近に
感じられる日常でした。
母の姉が原爆の被爆者でもあったので、
より敏感に反応してしまいます。
とにかく、一旦、戦争が起きてしまうと
正しい理屈は無くなります。
何が正しいかは関係無くなります。
ポジションで正義が異なります。
IT立国で世界でもITによる成長著しい
国としてリーディングカンパニー
であったウクライナが今、廃墟になっています。
何の罪もない、
一般市民が、子供が殺害されています。
ナチスドイツの時代にヨーロッパで
生きた人たち、
ポル・ポト政権時代にカンボジアで
生きた人たち、
現在では、
突然、軍事政権になった
ミャンマーで生きている人たち、
そして、
ウクライナで必死に生きている人たち・・・
いつの時代でも、信じられない
理不尽なことが起こってしまいます。
ウクライナの件は、
同じ時代を生きている人間として
何だかとても複雑な気持ちになります。
ある本で読んだ言葉を思い出します。
『生きる時代は選べないが、どう生きるかは選べる。』
ウクライナでは、自分の国を守るために
自ら兵士に志願している男女の人たち、
危険を顧みずに食料や医療品などの
配送をしている、
遺体を運んで埋葬している、
ボランティアの人たち、
たまたま、この時代にウクライナで
生をうけた人々が、自分の生き方を選んでいます。
正真正銘の命を懸けて。
国は違えど、
この時代に生を受けた人間として、
自分はどう生きるか。
命ある限り、
恥ずかしくない生き方をしないと
ウクライナで必死に闘っている
同時代の人たちに申し訳ないです。
最後に、
平和であるということは
なんと素晴らしいことなのか。
当たり前の日常をあまりにも無自覚に
享受しすぎではないか。
平和ボケしている私たちには、何か
大きく欠けていることがあるような気がします。
少なくとも私にはあるような気がします。
自戒の念も込めての今日のメルマガと
させていただきます。
では、今日は、これで
失礼させていただきます。
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