こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
今日のテーマは、
「向かない人にあきらめてもらうこと」についてです。
私は大の本好きで月に10冊~20冊の
本を買います。ここ数年は積読状態で
ナナメ読みの状態です。
その時の優先順位や気分で選んだ本を
何冊か平行して読む感じで、今、
その中の一冊にこんな本があります。
養老孟司さん、隈研吾さんの対談本で
『日本人はどう住まうべきか?』(新潮文庫)
↓参考までにこれ↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/teoOKbBk4R2BW3
最初の単行本は2012年に出版されて
いますので、もう10年前の本なのですが・・・
今にも通じる辛辣な意見交換がされて
とても面白い内容になっております。
読んでいて僭越ながら共感すること
がとても多い本ですので、
私のメルマガに是非とも取り上げたい
テーマが多いんですが・・・
今日は、
新潮文庫p175から書かれている、
「教育とは向かない人にあきらめてもらうこと」
という章についてお話したいと思います。
10年前のこの当時で、隈研吾氏は、
大学で教えていて建築に向いている人が少なくなった。
と嘆いています。
みんな、変に賢くなって「自己表現」をしなくなった。
自己表現をすると、
周りから意見を言われたり、批判されて
突っ込まれるから・・・・
否定されるのが大嫌いなので最初から
それを回避するようなつまらない案を出してくる・・・
う~ん、分かります。これ。
私は、
「不戦勝の世界」と呼んでいるのですが、
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