こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
少し寒さが緩んだ広島です。
今からは三寒四温で、
ゆっくりと暖かくなっていくのでしょうね。
暖かさも待ち遠しいですが、
日常生活がもっと待ち遠しいですね。
さて、最近はほとんどが、
ZOOMの打ち合わせになっています。
そんな打ち合わせの中で、
こんなお話がありました。
「高性能の家に試泊しましたが、
足元が寒かった」
よくよくお話を聞くと、
暖房は切った状態だったとのこと。
そうですね。
寒くなると思います。
高性能住宅は熱を逃がさないのが特徴ですが、
それでも熱が全く逃げないのではなくて、
ゆっくりと外に熱は逃げていきます。
熱が全く逃げない家というのは、
言うならば、Ua値0という家なので、
残念ながら、
現在の技術では不可能です。
また、モデルハウスの試泊というのも
結構難しくて、
人が住んでいるわけではないので、
少し寒くなると思います。
人が生活すると
ひと、調理、お風呂、家電、
などなどから、
熱が発生しますが、
モデルハウスはそこまで熱が発生しません。
その上、暖房を切ると
時間が経過すれば、
冷え込んでいきます。
また、高性能住宅とはいえ、
一度冷えた家を暖めるには
時間がかかります。
エアコンは空気を暖めますので、
空気→天井→壁→床
と熱は上から順番に暖まりますので、
床が暖まるのは最後になります。
だからこそ、
床下暖房が今人気があるわけですね。
究極のパッシブデザインにすれば、
広島であれば、
無暖房の家も可能かもしれませんが、
住む人はかなり生活の工夫が必要になります。
自宅で仕事をしている人であれば、
そのような生活も可能かと思いますが、
何事もバランスは大切。
機械に頼るところは
頼ったほうがベターです。
それでは、また次回。
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