こんにちは。
輝建設のコハラです。
====
最近の家づくりは
シンプルにせざるを得ない
状況が多いのかなと。
で、思うのが、
「予算削減によるシンプル化」と
「デザインの洗練によるシンプル化」。
理由はまったく違うのに
結果的に同じ方向へ
進んでしまっているのではと。
====
例えば、無垢の板張り。
材料代も施工費もかかるので
無垢材好きの工務店でも
ベニヤ板張りにして
コストコントロールを
せざるを得ない。
真壁という柱や梁を
見せるつくりにしたいけど
手間が増えるので
大壁という柱や梁を
隠す仕様に。
もちろん天井も張ります。。。
できるだけ建材を無駄遣いしない。
できるだけ無駄な装飾をしない。
できるだけ工程のかからない
施工方法にする。
物価高騰の中での
予算を切り詰めての工事計画。
まあ、そうなりますよね。
====
で、もう一方の
デザインの洗練という話。
インターネットの普及で
自分好みの工務店や設計者を
見つけやすくなりました。
SNSだけでも施工例を
いろいろ見られますし。
で、あなた好みの工務店。
その多くは、
設計やデザインが上手な人。
いろいろなベクトルの
建築があると思いますが、
そのベクトルで上手な人、
という意味です。
で、近代の建築で
設計やデザインが上手な人の
仕事を見ていると、
ほぼ、線が少ない。
無駄な線がないんです。
いいのか、悪いのか。
無駄な線はなければ
ないほうがいいというか。
少なくとも、
多少線が多いデザインを
される方でも、
一度は無駄な線を
できるだけ排除した図面を
描いたことがあるはずです。
====
つまり、
予算の都合でも
デザインを突き詰めても
どんどんシンプルになっていく。
で、登場するのが
過剰なシンプルお化け。
お化けというと
言い過ぎですが。。。
予算かつかつの家づくりが
どんどんシンプル仕上げ上手
お化けに食われていく。
無駄というか、
追加で手間や材料を必要とする
余分な線はない。
まあ、それが悪いという
話でもないのですが、
予算ありきで、
かつ
設計上手な人にお願いしました、、、、
いや、いいんだけど、
なんかシンプルに過ぎん?
確かに上手です。
が、なんかこれでいいのか。
よくわからん。
こころの底からわからん。
本当にそれに住みたいのか
どうかが。
なんか工務店の完成見学会や
友達が最近工事を終えて
住み出した家をみた時に
感じた高揚感を感じない。
====
で、最近かたや、
古民家や築古住宅の
リノベーションや再生住宅、
新築でも昔ながらの
モルタルの外壁や
瓦、板張りの外壁などを
好む方が増えてきたのは、
続きを読むには会員登録が必要です。