こんにちは
エンズホームのオガタです。
ドアや引き戸のように
開け閉めする部分のことを
「建具(たてぐ)」と呼びます。
室内ドアを決める打ち合わせ。
分厚いカタログを開いて、
色と柄を選んで、
「じゃあこれで」。
わりとあっさり決まります。
この様な決め方もあれば
取っ手や面材や金物1つ1つを
現物を見て決めるという
造作建具というものもあります。
さて、そこで今日の本題。
結論から言うと、
室内ドアはカタログの写真より
「触る部分」で選んだ方がよい。
今の新築の室内ドアは、
私の実感では、
建材メーカーの既製品が大半です。
決まった寸法で、工場で作る。
値段が読めて、納期が早く、
品質が揃い、取り付けも速い。
これ自体は悪いことでは
ありません。
ただ、ドアは
家の中でいちばん
「手で触る」部品です。
朝から晩まで、出たり入ったり。
壁紙やカーテンより、
よほど触っています。
触る部分は、大きく2つ。
1 表面の素材
木目を印刷したシートか。
木そのもの(無垢)か。
薄く切った本物の木を貼った
突板(つきいた)か。
シートは傷に強く、手入れが楽。
木は手触りと、年を重ねた味。
その代わり、傷はつきます。
どちらが正解、ではなく、
触ると違いが分かる、という話。
2 金物(かなもの)
ドアを枠につなぐ丁番(ちょうばん)。
握るレバーハンドル。
引き戸なら、滑らせる戸車(とぐるま)。
閉めたとき「カチッ」と止めるラッチ。
開け閉めの重さ、音、
手に残る感触は、
ここで決まります。
全部を、建具屋さんが
その家に合わせて作る
「造作(ぞうさく)」に
しなくても大丈夫。
既製品の中にも、
素材や取っ手を選べるものがあります。
毎日いちばん触る1〜2か所、
たとえばリビングの入口と
寝室だけ良いものにする。
そんな選び方もあります。
正直、色柄より
こっちの方が後で効きます。
ちなみに、住んでからの
建付けの調整が効くかどうかも、
丁番や戸車の小さな差です。
なので打ち合わせのとき、
一言だけ聞いてください。
「このドア、表面は
何でできていますか?」
「取っ手、実物を触れますか?」
ショールームや見学会では、
ドアを開けて、閉めて、
手触りと音を確かめる。
写真では、どちらも伝わりません。
見た目は目で選び、
ドアは手で選ぶ。
ドアは家の中で、
いちばん触る“家具”です。
床も同じで、
無垢・合板・シートで
手触りも寿命も変わります。
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