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株式会社プレゼントデザイン

ウレタンフォーム断熱材

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

昨日は、私が一応会長の
レモンの会役員会をZOOMで開催。

もともとは省エネ普及を目的として
立ち上げましたが、
今は相互研鑽のための会という形になっています。

最近、会員の会社に
若手社員も入ってきているので、
初心者向けの講座を私が受け持つことになりました。

私たちが諸先輩から
していただいてきたことを、
次の世代につなげる順番となりました。

頭も白髪が増えるわけです。苦笑。

さて、今日は打ち合わせが重なっているので、
昨日届いたご質問というよりか感想から。

基本的に私は性能的に断熱材はこれがいい!!
ないと考えています。

断熱材はあくまでも
その性能が発揮できればよいですからね。

そんな中、発泡ウレタンという断熱材を
採用している工務店が一定数います。

利点としては次の2つかなと思います。

1.専門会社が施工するので、大工技量は関係ない
2.気密が一定レベルあがる

実は私も工務店時代には
この断熱材を使っていました。

断熱気密をまともにやっていない
大工の断熱施工を上げるよりも、
専門会社にさせたほうが、
性能が担保できますからね。

発泡ウレタンのデメリットもあります。

1.火災時のガス
2.解体時の処分費の増大

どんなことでも同じですが、
メリットの最大化と
デメリットの最小化が大事ですよね。

1はそもそも火災にならないようにするのが
とても大事です。

最近のキッチンの調理器はかなり火災リスクは低減されていますし、
高性能住宅はファンヒーターなども使わなくなっているので
家の中から火災が起きるのは、
タバコくらいかなと思います。

タバコを吸われる方はウレタン系は
避けた方がいいかもしれませんね。

あとは隣家からの火災リスクもあるので、
隣ともの距離も大事です。

解体処分費もよく言われますが、
石膏ボードも同じく分別が必要です。
太陽光発電のパネルもそうですね。

リスクヘッジはシンプルに
家の寿命を延ばすことだと思います。

と、ここまで書きながらですが、
現在、私は発泡ウレタンの断熱材は
採用していません。

理由としては、
グラスウールでもしっかり、
施工できる工務店がパートナーでいることです。

発泡ウレタンの断熱材を採用しているところに、
違う材料で施工させるのは危険だと思います。

普段やっていないことをさせるわけですから。
そのノウハウがないということは、
自身の住宅で実験してもらうくらいの
覚悟が必要です。

ネットの情報はあふれていますが、
その工務店の得意分野で
仕事をさせてあげることが大切です。

それでは、また次回。

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