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凰建設 株式会社

今の時期のオーバーヒートってどう?

凰建設の森です。

本日は、こちらに
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/Bz0Ip9DPYLCmut

スタッフも連れて
勉強させていただきました。

とはいってもこの文章を
書いているのはまだ行く前。
感想は、明日でしょうか。

今年、弊社もzenderを
導入した家を建てる予定。

色々調べてまいります。

本日の話題の前に、、、
昨日、新建ハウジングさんの
アクセスランキングに異変が
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/Bz0Ip9DPYLCmut

3年前の記事が、本日の
ランキングの2位に?

すみません、教えてもらった
時にはちょっと笑ってしまいました。

色々、すみません。

という事で本日の話題。

冬のオーバーヒートについてです。
年が明けて今の時期というのは、
一年で最も寒い時期です。

太陽高度も、冬至を境に
どんどん上がっていく為、
日射取得量は減っていきます。

12月中は、気温も底ではなく、
日射取得量は日に日に増えるので
オーバーヒートもよくある。

しかし、1月、2月に
四六時中オーバーヒートを
起こす環境だと、それは、
やりすぎという事に。

また、1月2月の中で、
今年一番の冷え込みです、
というような日の明け方に
家の中が25℃50%を超えるような
暖房をすることが可能だとすると
暖房設備が過剰な可能性も。

熱源が灯油などであれば、
過剰でも良いのですが、
ヒートポンプ(エアコン)
の場合、ピークに余裕が
ありすぎると、それ以外の
平常時に、効率の悪い
運転になっている可能性が高い。

エアコンを使うのであれば、
空調設計は、年間のピーク時に
耐えきれるギリギリが優秀。

夏も冬も同じです。

イメージ的には、1月2月は
たまにある、天気が良くて、
気温も高い日にちょっと
暑すぎるなと感じるのが理想。

Q値1.0W/m2K
面積120m2
外気温10℃
であれば

1.0×120×(22-10)=1440W

南面窓で200W/m2の
日射取得熱が見込めるなら
約7m2の窓があればOK。
150W/m2なら約10m2

一年で一番の冷え込みという日に
エアコンがフル稼働で、
22℃40%程度が何とか保てる。
それが理想。

Q値1.0W/m2K
面積120m2
外気温-5℃
であれば

1.0×120×(22-(-5))=3240W
これの6畳用が3900W
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/SlKMB9uFRTEVtF

潜熱負荷が500Wあったとして
丁度ピークを賄える感じ。

後はそのエアコンの暖気を
どうやって家中に配るか。
それができればOK。

実際にはもうちょっと面倒な
計算になってきますが、
そんな感じで設備設計や
パッシブ設計を
することが可能です。

オーバーヒートを操るのは
断熱気密パッシブ設計の技術。

エアコンのピークをギリギリに
持ってくるのは設備の技術。

過ぎたるは及ばざるがごとし
とまでは言いませんが、
安全を見て過剰な事をするのは
誰だってできるんです。

ギリギリを狙う方が難しい。

試験などでも、余裕を持って
合格するよりも、合格ライン
ギリギリをあえて狙う方が
難易度は高いですよね。

試験であれば、余裕を見るのは
全然問題ないと思いますが、
家づくりという、クライアントが
いるプロジェクトでは、
余裕=余分なコスト、になりがち。

できるだけ、ギリギリを攻めてくれる
設計者さんに頼みたいですね。

参考にしてくださいませ。

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