凰建設の森です。
本日まで、お休みです。
今日は新年の買い物に。
私の買い物の機会は基本的に
年始のこのタイミングしかない。
年単位の消耗品はここで補充。
世の奥様、ご主人と一緒に
お買い物に行くのは好きですか?
これ、結構分かれるのでは。
嫌いな理由は大体ご主人側に。
かく言う私も、どちらかといえば
「一緒に買い物に行きたくない」
と言われるタイプです。
今朝、奥さんに言われたセリフ。
「あなたと行くと、タグを見て
これは日本製じゃないとか言うから
本当に面倒くさいんだよね。」
この理由で嫌われる人は、
あまりいないかもしれませんが。
なので、
一人で買い物をする時は気にする。
家族で買い物をする時は
あえて気にしないようにしてます。
本日の買い物では、人生初の経験を。
それが、ローティーン向けの
服飾ブランドのお店に入って、
一緒に服を選んだこと。
小学5年生になる娘の服です。
男性として生まれて、
女性のローティーン向けの服を
選ぶ機会って、娘がいなければ
ほぼゼロに等しいと思います。
ハイティーン向けの服と違い、
男でも違いの分かりやすい
デザインのものが多いので、
意外と楽しかったです。
ただ、買った後でこっそり
タグを見てみると、やっぱり
全ての服が海外製。
ローティーン向け女性服って、
国産品やフェアトレード品の
ブランドが入り込む余地が
殆どない市場なんでしょうね。
私はそもそも洋服を買う
ということが殆どありません。
しかし、買うときには、
最大限、こちらの話を
思い出しながら買うように
心がけております。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/9mZLmwM8sMKCf2
もし、どこかで観る機会が
あれば是非見てみてください。
色々考えさせられます。
今日は洋服の話ですが
衣食住というのは人間にとって
必要不可欠な消費になります。
この3つだけで人生における
支出のうち、7割以上を占める。
そして、何度もお伝えしているように
消費行動は投票行動。
私やあなたが、日頃どんな消費を
するかによって、世の中の未来は
少しずつ変わっていきます。
コロナ禍で、牛乳が余る話が、
この年末年始でありました。
3~4年前には日本は全国的に
バターが足りない状況でした。
私は毎年北海道に行きますが、
北海道のお土産屋さんで、
内地はバターないんでしょ?
いっぱいあるから買ってって。
と言われたことを、思い出します。
今まで、日本で普通に生活を
する中で、何かが足りないとか
何かが余って危機的だとか、
そういう事って殆ど起きることは
ありませんでした。
特に、1980年台から2000年台の
30年間、実際には薄氷を踏むような
状況にあったのかもしれませんが
私たちは「モノが足りない」
という経験をすることなく、
日本で過ごしてきました。
ここ10年の、自然災害や、
未知のウイルスによる社会への
影響は非常に大きいものがあり、
物流も需給も大混乱の状況です。
今までは私たちは、自分の都合で
消費をしてきました。
季節を問わず食べたいものを食べ
珍しいものが珍しくなくなるよう、
大量生産の方法を考えてきました。
まだ着られる服を廃棄し、
新たな服をどんどん購入する。
ものすごく身近な野菜、キュウリ。
これは本来夏野菜です。
それを冬に食べようとすると、
育成にかかるエネルギーは5倍
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/XqCTXOiG5vaaBK
家も、100年持たせられる技術を棄て
30年おきに建て替える道を選んだ。
ある程度はいいと思うんです。
昔はできなかったことができる。
多くの人に便利が行き渡る。
それが社会の成長であり、豊かさ。
しかし、何事にも限度はある。
キュウリ一本に至るまで、この世は
人間の欲で理が捻じ曲げられている。
今、私たちが享受している豊かさは
先人達が作ってくれた社会の仕組みが
あるからになります。
そして、豊かさを手にする資源は、
後世を生きる人たちの分を、
先食いして手にしております。
今すぐ、原始時代の生活に戻れと
言われても誰もできません。
しかし、どこかでブレーキを
踏まなければいけません。
今すぐブレーキを踏むのであれば、
止まるまでの時間は少し稼げる。
ブレーキが遅れれば遅れるほど、
止まるまでの時間を短くせねば
ならないので衝撃は大きい。
最悪、ノーブレーキで、
崖から大ジャンプをして、
みんなで仲良くジ・エンド
みたいなシナリオに。
資本主義社会は、人間の欲が
色々なものを加速させます。
今までは、好きにやってきた。
しかし、地球環境問題という
トピックが入ってくると、
今までと同じでは問題が生じる。
今まで、エコ、エコと
言っていたのは、どちらかというと
エコノミーのエコです。
少しでも安くなるのがいい。
しかし、これから求められるのは
エコロジーのエコになる。
自分の消費が、環境問題や
人権問題、あらゆる社会の問題に対し
ポジティブな影響を与えるのか、
はたまたネガティブな影響か。
気づいた人から、余裕がある人から
そういう商品やサービスを
提供している企業を選び、
自分の消費行動を変えていく。
E(地球環境)
S(社会性)
G(企業統治)
純粋な商品やサービスの質に
加えて、この3点において
企業を選びましょうという
動きが世界的に加速しています。
地球環境に悪いことをしてはダメだし
社会が豊かにならない会社はダメだし、
ブラック企業ではダメだということです。
あなたは消費者であると同時に、
社会人でもあるかと思います。
あなたは選ぶ側であると同時に、
選ばれる側でもあるということです。
自分が未来への投票を始めるか、
自分が未来への投票の受け皿になるか。
あなたはどちらでも選べるはずです。
自分一人が消費を変えても仕方ない。
自分一人が社内で意見しても仕方ない。
と、みんなが思えば社会は変わらず。
みんなが、変えて行こうと思えば、
社会は変わります。
どうせ社会はこれから変わる。
であれば、変化を先取りするほうが、
ちょっとスマートじゃないですか?
まだまだ、お正月の消費は、
続くかと思います。
気づいた人から、余裕のある人から、
ESGも気にしてみてくださいませ。
よろしくおねがしいます。
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