こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
無事体調も戻り、
きょうはみえにきています。
今日の話はまた整理してお伝えします。
さて、
今日は照明の話を。
新築の打ち合わせで、
照明はいちばん最後にまわされます。
間取りが決まって、
外観が決まって、
設備が決まって、
最後に「照明はどうしましょうか」。
で、たいてい
天井の真ん中にひとつ、
明るいシーリングライトがつきます。
これ、悪くはないんです。
部屋はちゃんと明るくなります。
ただ、
明るい部屋と、
居心地のいい部屋は、
別のものだと思っています。
人が「明るい」と感じているのは、
電球そのものではなくて、
壁や天井や床に当たって
跳ね返ってきた光です。
天井の真ん中から
まっすぐ下に照らすと、
この跳ね返りが少ない。
床は明るいのに、
壁の上のほうや部屋の隅が
暗く残ります。
だから部屋全体としては、
なんとなくぼんやりする。
のっぺりする、というか。
いや、
のっぺりというより、
「どこにいても同じ」になる、
のほうが近いかもしれません。
灯りの高さを下げると、
ここが変わります。
食卓の上に、少し低くひとつ。
ソファの横に、床置きでひとつ。
廊下の足元に、小さくひとつ。
天井の一灯を消して、
その三つだけにしてみると、
同じ部屋が別の部屋に見えます。
明るいところと、
暗いところができて、
人は明るいほうへ寄っていく。
家族が集まる場所は、
間取りだけでは決まりません。
灯りでも決まります。
照明は、あとから替えられます。
替えられるからこそ、
最後にまわされて、
なんとなく決まってしまう。
もったいないな、、、
と思うのは、そこです。
間取りを考えている段階で、
「ここで夜どう過ごすか」を
一緒に考えておくと、
コンセントの位置がひとつ変わります。
それだけで、
何年も先の夜が変わります。
今夜、
リビングの天井の灯りを消して、
手元の灯りだけにしてみてください。
思っているより、
暗くないはずです。
それでは、また次回。
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