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クオホーム

新品を守る家より、育つ家がいい

こんばんは
クオホーム本田です。

今日は朝一に外構の
工事中の現場確認。

照明の配置が指示と
違ったので修正を。

ご心配をおかけしました、
現場確認して調整です。

さて本日は【木の話】を。

無垢材を検討していると
こう言われる方がいます。

色が変わるのが心配です。
傷がつくのが嫌です。
新品のままがいいです。

気持ちは分かります。

でもこれ、はっきり
言っておきます。

木は必ず変化します。

変化しない木はありません。

それを止めようとする
発想自体が、木という
素材と合っていないんです。

オークは飴色に育ちます。

最初は少し白っぽくても
数年で深みのある色に
変わっていきます。

日が当たる場所と
家具で隠れる場所で
色の差も出ます。

これを劣化と見るのか
味と見るのか。

ここで家への愛着が
まったく変わります。

なぜ木は変化するのか。

木は生きていた素材だから
です。

伐られた後も湿気を吸って
吐いてを繰り返します。

紫外線を浴びれば
色も変わります。

人が歩けば表面が
少しずつ艶を持ちます。

つまり暮らしの跡が
そのまま刻まれていく。

これが木の一番の
面白さです。

逆に新建材の突板や
シート系の床材は
最初はきれいです。

色も均一で整っている。

でも傷が入った瞬間に
ただの欠けに見えます。

下地の色が出てしまうと
一気に安っぽくなる。

ここが無垢材との
決定的な差です。

無垢の傷は削れば
消えます。

色が変わっても
なじんでいきます。

私の見解を言います。

新品のままを守る家より
暮らしながら育つ家。

こちらの方が10年後に
圧倒的に良くなります。

もちろん樹種の選び方は
大事です。

柔らかい杉は足触りが
最高ですが傷は入り
やすい。

小さな子どもがいて
傷が気になるなら
オークや栗など少し硬めを
選ぶのも一つ。

仕上げも大切です。

ツルツルの塗膜で
固めてしまうと
木本来の呼吸が
止まります。

オイル仕上げなら
経年変化を楽しみながら
部分的な補修もできる。

ここは設計者と
よく相談してください。

ただ一つ言えるのは
変化を嫌がるなら
そもそも木を選ばない
方がいいという事です。

変化しない床が欲しいなら
そういう建材もあります。

それはそれで正解。

見栄で無垢にして
毎日傷を気にして
暮らすのが一番不幸です。

大切なのは変化を
受け入れられるかどうか。

少し色が抜けてもいい。

小さな傷がついてもいい。

それも家族の時間だと
思えるかどうか。

そう思える人にとって
木は最高の素材です。

完成した瞬間が
ピークの家ではなく
住むほど良くなる家。

木を選ぶという事は
その楽しみを選ぶという事。

そこを分かった上で
選んでほしいです。

ご参考に。
では、では。

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この記事を書いた人

本田 準一

クオホーム(兵庫県姫路市)

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