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株式会社 北村建築工房

「最適温度は自分で探す」

こんばんは

このところラフプラン提出や
上棟や地鎮祭などめでたい
イベントなども重なりすっかり
メルマガサボり過ぎ・・
遅い時間の投稿すいません!

さて、一気に冷え込みが強くなり、
今日の朝は我が家の外のデータロガー
は今シーズン初の零下を表示。

それでも自宅モデルは昨日の昼に
晴れたので窓からの日射取得と
そよ風による空気集熱などの
日中に取り入れたストック分で
無暖房のままでも室内は早朝も
温度ムラなく(1度差もない)、
1階の居室やトイレ、小屋裏など
ほぼどこも19~20度を表示しています。

勿論、太陽が出ない日はそよ風も
日射取得も無いので、わが家では
床下エアコンを23度風量オートで
間欠運転しつつ終始20度前後をキープ。

ちょうど初の冬シーズンを迎える
お宅の「蕾の家」の住まい手さんから
こんな感想を頂きました。

「師走に入り、外気の寒さもなんなその、
肌触り良くほんのり温められた杉床で
ぬくぬく過ごせて元気に過ごしております。

小さなエアコン一台で家中が温められいて
寝る前にエアコン止めて朝起きても外気
との差が15度ぐらいあってもほぼ室内温度が
変わってない保温力に驚きです。」

と嬉しい報告に安堵したり。

蕾の家の実例集:https://ki-kobo.net/l/m/glxLP5McgSZPJy

とはいえ、それぞれの家の形状や
間取りによって、同じ能力の熱源でも
温度設定や、そのご家族の体感個人差
よって扱い方も十人十色になります。

なので、お引き渡し時には

「ご家族で一年の各シーズンを
過ごしつつ、最適な設定や使い方
を探りながら見つけてくださいね。」

とお話しています。

そんなアナログなの?
と思われるかもしれませんが、
どんなに汎用的に計画しても
ご家族の暑がり寒がり、衣服の
差や暮らし方に個性があれば
「普通」や「基本」などは
あまり役に立たないわけです。

勿論、優れた温熱環境の
お宅なら24時間常時運転で
低めのエアコン温度設定で
常に安定した室温、仕上げ
素材自体の温度を保つのが
輻射熱としても快適だし、
省エネとしても推奨される
使い方です。

それでも、面白いかな
色々な設定のお宅があります。

私達がこうして!と言わない
せいもあるかもしれません・・。

エアコン22度で少ない風量
の方も居れば
25度設定でオートの方も。

ちょっと寒い日は一枚羽織る
のと同じように、日々の設定も
感覚でアレンジしてもいい。

こだわって建てた家でしょうし、
愛着のある我が家ですから、
使い方も自分たちで調整しつつ
アナログに、その上手くいくとか
イマイチとか、そんな試行錯誤
も楽しみながら家族の手に馴染む
ような付き合い方もあっても
いいのではと思っています。

アナログと言いつつ、室内の随所に
温湿度計を置いてスマホでチェック
しつつ、体感とデータをリンクする
のは是非やってもらいたいです。
アナログ感とデータを上手く活用
しましょうね。

さじ加減を覚えたらコッチのもの。

手綱捌きを覚えたら操作も暮らしも
より楽しくなるハズ。

このような少しの

「手間のかかる暮らし」

もあってもいいのではと思います。

是非、皆さんに合うスタイルや
家族の最適解は何か、そんな
暮らし方を探してみて下さいね。

そうゆう意味ではアイテムで
近いのに「薪ストーブ」ですね。

今日は絶妙な焚き方が出来て

長くいい温度を保てる「熾き」

のベストな状態を作れて、
炎と紅葉の赤色に癒されて、
とってもいい気分で残業中です(笑)

皆さま 暖かくしてお過ごしください。
ではでは。

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