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クオホーム

天井を上げる前に考える事

今日19時から
兵庫県の工務店3社で
インスタライブです。

兵庫県で家づくりを
ご検討の方はぜひ。
https://m.quohome.com/l/m/XHSvpSDW6gZULX

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こんばんは
クオホーム本田です。

午前中は内勤。
お昼はインスタライブに出演。
https://m.quohome.com/l/m/UIA8R86viTEoo3

飽きのこない住宅とは?
って言う内容です。

午後からは設計のご依頼を頂いた土地確認。

近隣の雰囲気を掴んできました。
ぶっちぎりのご提案を楽しんで
貰えたら嬉しい。

さて本日は空間の話し。

最近は設計の初期段階で
「広く見える家にしたい」
というご要望が多いです。

これはすごくよく分かります。

家の坪数は抑えたい。
でも窮屈にはしたくない。

この矛盾をどう解くか。

ここに設計者の力が
かなり出ます。

伸びのある空間をつくるには
「天井高」がめちゃくちゃ大事です。

ただし。

天井を高くすれば
いいわけではありません。

ここを勘違いすると
ただ間延びした空間になります。

ハウスメーカーさんの展示場に
行くと天井が高いリビングを
よく見かけます。

「開放感がありますよね」
「標準より高い天井です」
みたいな営業トーク。

確かに分かりやすいです。

でも本当に大事なのは
天井の高さそのものではなく
高さの差です。

ずっと天井が高い家は
意外と落ち着きません。

人は低い場所があるから
高い場所を高いと感じます。

暗い場所があるから
明るい場所が気持ちいい。

狭い場所を抜けるから
広がりを感じる。

これが空間の設計です。

例えば玄関や廊下は
あえて少し抑える。

その先にリビングが広がる。

この流れがあると
同じリビングでも体感が変わります。

ただ最初から全部が高いと
「ふーん、高いね」で終わり。

もったいないです。

個人的にはリビングだけを
無理に高くするよりも
どこを低く見せるかを
考える方が大事です。

天井高2400でも
綺麗に見える家はあります。

逆に2600や2700あっても
なんか落ち着かない家もあります。

理由は簡単で
設計の意図がないから。

天井を上げると
コストも上がります。

外壁の面積も増える。
内装の面積も増える。
冷暖房の考え方も変わる。

窓の高さやカーテンの納まりも
全部関係してきます。

つまり天井高は
デザインだけの話ではありません。

お金にも性能にも
暮らし方にも関係します。

だからこそ
「高い方がいいですよ」
みたいな単純な話で
決めてはいけません。

私ならまず
どんな居場所をつくりたいか?
から考えます。

ソファに座った時に
庭へ視線が抜けるのか。

ダイニングに座った時に
天井の低さで落ち着くのか。

キッチンに立った時に
リビングの上がり天井が
気持ちよく見えるのか。

この体感のつながり。

ここを設計しないと
天井高だけ上げても
良い空間にはなりません。

勾配天井も同じです。

屋根なりに天井を上げると
確かに気持ち良い空間に
なりやすいです。

でも照明計画が雑だと
一気に残念になります。

ダウンライトだらけの
勾配天井。

これは個人的には
かなり避けたい納まりです。

せっかく天井を見せるなら
天井面をきれいに残す。

壁を照らす。
手元を照らす。
必要な場所に必要な灯り。

これもセットです。

伸びのある空間は
天井高だけでは完成しません。

窓の位置。
床の素材。
家具の高さ。
照明の位置。
庭とのつながり。

全部が重なって
ようやく気持ちいい空間になります。

なので打ち合わせの時に
「天井を高くしたいです」
と伝えるのは全然OKです。

ただその時に
なぜ高くしたいのか?
どう感じたいのか?
そこまで一緒に考えてください。

広く見せたいのか。
明るくしたいのか。
ホテルっぽくしたいのか。
木の天井を見せたいのか。
庭へ視線を抜きたいのか。

目的によって
答えは変わります。

場合によっては
天井を上げない方が
良い提案になる事もあります。

そこを言ってくれる設計者かどうか。

ここは大事です。

何でもかんでも
「できますよ」
「高くしましょう」
だけでは危ない。

家づくりは足し算だけでは
絶対に良くなりません。

引き算が必要です。

天井高も同じ。

上げる場所。
抑える場所。
見せる場所。
隠す場所。

この整理ができると
面積以上に豊かな家になります。

坪数を増やすより
空間の感じ方を整える。

ここにお金を使う方が
満足度は高いです。

伸びのある空間が欲しいなら
まず天井高を見る。

でも数字だけで判断しない。

その高さに意味があるのか?
低い場所との関係があるのか?
窓や庭とつながっているのか?

そこまで確認してください。

ご参考に。
では、では。

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