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― 信州大学・中谷先生の講義から学んだ、 被災直後の考え方 ―

こんにちは。こんばんわ。
タカハシ工務店へようこそ!!
高橋真悟です。

先日、新住協長野支部の
研修会に参加してきました。

なぜ長野まで
足を運んだのかと言いますと、
それは信州大学の
中谷先生のお話を
直接聞くためです。

この講義は、
決して「遠い地域の
特別な話」ではなく、
この先、私たちの
暮らすまちで
起こるかもしれない
未来の話だと強く感じました。

もしものとき、
被災された方の
心や住まいの
立て直しに、
少しでもお役に立てればと思い、
今日のメルマガで
内容をまとめて
お伝えします。

March 28, 2026、21 likes, 0 comments - singotakahasi: "先日の事です。 新住協長野支部の講習会に参加しました…
m-takahashikomuten.com

中谷先生は、
信州大学で長年、
住宅の床下環境や
湿気、カビ、耐久性を
研究され、
水害後の住宅復旧にも
数多く関わってこられた先生です。

今回のお話も、
学術的な理論というより、
現場で実際に
何が起きているのか、
どこで判断を誤ると
被害が長期化するのかを、
非常に具体的に
語る内容でした。

水害が起こると、
多くの方が
「水が引けば、
あとは片付けだ」と
考えがちです。

しかし中谷先生は、
水が引いたその瞬間から、
本当の問題が
始まると話されていました。

住宅の中には、
木材や紙、布など
有機物が多くあり、
浸水後わずか
2~3日で
カビが急速に増え、
目に見えない
においやアレルゲンが
一気に広がっていきます。

この段階でよく見られるのが、
「とにかく拭く」
「消毒すれば大丈夫」
という対応です。

しかしこれは
大きな落とし穴です。
汚水は表面だけでなく、
家具や建材の内部、
繊維の奥深くまで
入り込んでいます。

拭くという行為は、
汚れを取るどころか
広げてしまい、
結果的に体力だけでなく、
気持ちまで
奪ってしまうことが
少なくありません。

では、被災直後に
何をすべきなのか。

中谷先生が
繰り返し伝えていたのは、
「家をきれいに
しようとしないこと」でした。
まずやるべきなのは、
家の中の物を
できるだけ早く
外に出すことです。

その際に重要なのが、
無理をして
判断しないことです。

物は二つに分けて
考えます。

一つは、
道路際に並べ捨てる物。

もう一つは、
ほかすか、ほかさないか迷って、
敷地内で
ブルーシートの上に
まとめる物です。

道路際に並べ捨てるのは、
明らかに水を吸ってしまった
家具や畳、クッション、
紙類など、
今後使い続けることが
難しい物です。

これらを外に出すことで、
室内に残る
カビやにおいの原因を
減らすことができます。

一方で、
判断に迷う物や、
気持ちの整理が
つかない物は、
その場で
決めなくて構いません。

敷地内に
ブルーシートを敷き、
その上に
まとめて置いておく。

「残すか捨てるか」を
先送りにすることで、
被災直後の
大きな心理的負担を
減らすことができます。

住宅そのものについても、
意外な優先順位があります。

多くの方が
一番心配する床下は、
実は屋外に近い環境で、
復旧の優先順位は
それほど高くありません。
それよりも
本当に重要なのが、
壁の中です。

ここまでが、
水害直後に起きている現実と、
初動で大切な考え方です。

後半では、
ここから一歩進んで、
被災後、
どのような順番で
住まいを立て直していけばよいのかを
お伝えします。

今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)

2026.3.31(火)№406

※タカハシ、次回の家百ライブ出演は
4月6日月曜日!!
お昼12時スタート
https://m-takahashikomuten.com/l/m/byNCXjrKy4fCv3

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