凰建設の森です。
昨日のお願いに対して、
沢山の反響をいただきました。
ありがとうございます。
日本の家はもちろん、
社会全体が良くなります。
お一人お一人の言葉が、
国交省の職員さんの
力になると思います。
ちなみに私もこんな感じで
意見を出しました。
↓ ↓
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本日は地域の用事。
市長さんとの会談等々。
来年はまたもや本業以外の
案件が増えそうで心配。
さて、本日の話題は、
部屋の名前についてです。
なんの部屋の話かというと、
子供部屋になります。
殆どの人が、この部屋については
割と思考停止で作っています。
子供部屋の使い方とか広さとか。
今から家を建てる方。
その家は何年使う予定でしょうか。
おそらくあなたが死ぬまで。
では、あなたは何年生きるか。
多分、50年程度は生きる。
という人が多数派かと。
では、その50年の間に、
子供部屋を使う期間は何年?
おそらく、長くても20年。
それ以上の期間、子供部屋が
子供部屋として使われるのは
色々と心配になってきます。
ということは、子供部屋じゃない
使い方をする時間が30年。
子供部屋じゃない期間、その部屋は
どのように使われる予定でしょうか?
ノーアイデア?
ですよね。そういう方が多いかと。
その期間の方が長いのに、
おかしな話だと思いません?
子供部屋の在り方を考えるときは、
できれば子供部屋ではなく、
あなたがその部屋をどのように
使うかをメインにして欲しい。
将来、あなたが子供部屋だった部屋を
書斎として使いたいのであれば、
おそらく6畳や8畳は広すぎです。
3畳程度でも十分。
将来、あなたが子供部屋だった部屋を
鉄道模型部屋にしたいのであれば、
8畳でも10畳でもいいかもしれません。
子供部屋ではないんです。
本来はあなたの部屋。
子供たちが思春期から、
親離れをするまでの期間
貸してあげているんです。
子供達が巣立ったのであれば、
またあなたが使えるように、
綺麗な状態で返してもらう。
日本中に、子供達が巣立った後も
子供達が住んでいた時のままの
子供部屋がたくさんあります。
それは持続可能な状態ではない。
居場所が移ったのに自分の抜け殻が
いつまでも古い家にあるのなら
日本には部屋がどれだけあっても
足りないことになります。
空き家があっても壊せない状態に
拍車をかけていることに。
昔からそうなんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
こんな状況ができたのは
戦後の住宅ブームと
子供部屋ブームが原因。
この70年くらいで、家主不在の家や、
家主はいるけど使えない子供部屋の
ある家が、量産されてきたんです。
子供部屋という言葉は私も
ついついよく使ってしまう言葉です。
しかし、子供部屋は本来子供達が
使う時間よりもあなたが使う時間の方が
長いものになります。
あなたが使う時の名称を、
最初からつけてあげたほうが、
愛着が湧きません?
私だったら、撮影スタジオに
してみたいかな?
広さは4.5畳くらいは欲しいかな?
みたいな感じでその部屋を、
あなたがどう使いたいか。
それを考えて、作ってみては?
そんな小さな子供部屋だと
子供がかわいそう。
そう言われる方もいらっしゃいます。
否定するつもりはありませんが、
あなた自身はいかがでしょうか。
子供部屋が無かったとか、
狭かったことにより、
不幸せだと感じたり親を恨んだり。
そんな気持ちが心の中にありますか?
またはそういう風に言う人を、
どのくらい見たことがありますか?
申し訳ありませんが、
子供部屋の有無や広さで
子供の幸せが決まる度合いは
かなり低いです。
お金の使い方としては、
部屋を広く作ることによる増額分を
子ども達の教育費に回した方が
将来的な幸せ度合いは上かと。
もしくは、増額分働かなくても
よくなった時間を、子ども達と
過ごすものに充ててみるとか。
そういう考え方はいかがでしょう?
どうぞ、参考にしてください。
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