「新築なのに、もしシロアリが出たら…」——その不安、感じて当然です。見た目はピカピカでも、シロアリは築年数ではなく“入りやすさ”と“住みやすさ”で家を選びます。だからこそ「保証があるから大丈夫」と思い込み、基礎の貫通部や床下の湿気、外構の盛土や木材配置といった“見えない盲点”を放置してしまうと、気づいたときに負担が大きくなることも。住宅の施工現場で重要視されるのは、薬剤だけに頼らず侵入経路を断ち、水を寄せず、木材を守るという“仕組み”での予防です。
この記事では、シロアリ対策は「施工方法で8割決まる」という視点から、基礎・配管貫通部・隙間を塞ぐ→換気・防湿・排水計画と結露対策で湿気を断つ→ホウ酸処理で土台や柱脚など重要木部を守る、という再発しにくい流れを丁寧に整理しました。読むことで、どこをチェックすべきかが明確になり、業者選びの判断軸も手に入ります。結論はシンプルです。“薬剤に頼る前に、施工の仕組み+ホウ酸処理で家を守る”——これが、新築のシロアリ不安を「管理できる安心」に変える最短ルートです。
- 新築でも、隙間と湿気が揃えばシロアリは入る。築年数は関係ない。
- 要注意は施工中〜引き渡し直後。貫通部の処理、木材の乾燥不足、初期の漏水・結露がリスクになる。
- 重点チェックは「基礎周り→水回り→玄関→外構」。狙われやすい場所から潰すのが効率的。
- 保証は万能ではない。対象範囲や条件があり、発見が遅れると負担は残る。
- 結論は「施工で入口と湿気を断つ+ホウ酸で木部を守る」。優先は土台・大引→柱脚→床合板。
Q:新築でも本当にシロアリ被害はありますか?
A:あります。 築年数よりも、基礎まわりの隙間や床下の湿気など「入りやすさ・住みやすさ」が揃うと侵入します。
Q:シロアリはどこから侵入してくるの?
A:主に地面からです。 基礎のわずかな隙間、配管の貫通部、玄関土間まわりなどが侵入ルートになりやすいです。
Q:施工中にできる一番の対策は何ですか?
A:貫通部と隙間処理の徹底+木材を濡らさない管理です。 乾燥不足のまま塞がないことが重要です。
Q:引き渡し後にすぐできるセルフチェックは?
A:水回り収納の奥の湿り・カビ臭、床下点検口付近のにおい、基礎外周の土の高さと水たまりを確認すると効果的です。
Q:シロアリが好む環境って結局なに?
A:湿気・土とのつながり・木材・見えにくさが揃う環境です。暗くて湿った場所が特にリスクです。
Q:外構(庭・植栽・ウッドデッキ)は関係ありますか?
A:大きく関係します。 盛土、散水、雨水が溜まる配置、地面に近い木材(枕木など)はリスクを上げます。
Q:保証があるなら対策は不要ですか?
A:不要ではありません。 保証には対象範囲や条件があり、発見が遅れると修繕の手間・生活負担は残ります。
Q:ホウ酸処理って何が良いの?
A:木材を「食べられにくい状態」にして被害の成立を防ぐ考え方です。 ただし、木が継続的に濡れる環境だと強みが出にくいので湿気対策がセットです。
Q:ホウ酸処理はどこにやるのが優先?
A:土台・大引→柱脚→床周りの構造合板の順が目安です。地面に近く、重要で、隠れて点検しにくい部位から守ります。
Q:結露もシロアリに関係しますか?
A:関係します。 見えない場所の結露が湿気を生み、床下や壁内が住みやすい環境になりやすいからです。断熱・気密の納まりが重要です。
目次
1. 新築でもシロアリが心配になる理由と、まず押さえる基本
1-1. 新築でもシロアリ被害が起きる「意外な理由」
「新築なのにシロアリが出たらどうしよう」と不安になるのは、ごく自然な感覚です。新しい家は清潔で、木材もきれいで、何となく“虫とは無縁”に思えますよね。ところがシロアリは、建物が古いか新しいかよりも、「入りやすいか」「住みやすいか」で行動します。つまり、新築であっても条件が揃えば、シロアリは迷わず入ってきます。
シロアリは地面の中に巣を作り、土の中を移動しながら木材を探します。人の目に見えない場所で活動するため、「気づいたときには進んでいた」ということが起こりやすいのが厄介な点です。だからこそ、新築かどうかに関係なく、“そもそも侵入させない設計と施工”が重要になります。
新築でシロアリ被害が起きる理由のひとつは、「家が完成した瞬間から木が増える」ことです。土台や柱、合板など、シロアリにとっては“食べ物”になり得る木材が、地面の近くにまとまって存在します。周辺にシロアリが生息していれば、新築は“新しい餌場”として認識される可能性があります。
さらに意外なのは、「新築だからこそ湿気がこもる場面がある」ことです。例えば、コンクリートは打設後しばらく水分を放出しますし、建材も雨に濡れたり、養生不足で乾ききらないまま次の工程に進んだりすることがあります。シロアリは乾燥より湿り気を好むため、木材が湿った状態が続くと、住み心地が良くなってしまいます。
また、現代の住宅は「高気密・高断熱」が当たり前になりました。これは快適性や省エネ性を高める一方で、水分の逃げ道が少ないと結露や局所的な湿気が溜まりやすくなります。特に床下や壁の内部は見えにくく、湿気が発生しても発見が遅れがちです。シロアリは“人が気づきにくい湿った場所”を上手に利用します。
もうひとつ見落としやすいのが、家本体だけでなく、外構や庭づくりの影響です。ウッドデッキ、枕木、木製フェンス、植栽まわりの土の盛り上げなど、地面に近い“木”や“湿り気”が増えると、シロアリの活動範囲と家が近づきます。新築後に外構を整えるほど、いつの間にかリスクが上がっていることもあります。
ここまでをまとめると、新築でシロアリが起きる「意外な理由」は、家が新しいから安全なのではなく、周囲にシロアリがいる限り、侵入できる経路と住みやすい環境があれば狙われる、という点にあります。だから対策は「薬を撒くかどうか」以前に、侵入口を減らし、湿気を溜めず、木材を守る施工の考え方が軸になります。次の中見出しでは、特に狙われやすい“施工中〜引き渡し直後”の盲点を、順を追って整理していきます。
1. 新築でもシロアリが心配になる理由と、まず押さえる基本
1-2. 施工中〜引き渡し直後が狙われやすいポイント
新築でシロアリが心配になる場面のなかでも、実は「施工中〜引き渡し直後」は特に注意したい時期です。完成して見た目が整ってしまうと、家の弱点は見えにくくなります。ところが工事中は、木材が露出し、床下や壁の内部も開いていて、シロアリ目線では“入りやすく、隠れやすい状態”が続きます。ここで小さな隙や湿りが残ると、完成後にじわじわ問題化することがあります。
まず気をつけたいのは、基礎工事の段階です。基礎が仕上がったあと、配管や配線を通すために“貫通部”ができますが、この部分は後から塞ぐ工程が多く、施工の丁寧さに差が出やすい場所です。ほんのわずかな隙間でも、土の中から上がってくるシロアリにとっては通り道になり得ます。引き渡し後に見えない位置だからこそ、「基礎の貫通部はどう塞いだか」を意識しておくと安心材料になります。
次に盲点になりやすいのが、木材が雨に濡れるタイミングです。上棟後、屋根や外壁の防水が完全に整うまでの間は、どうしても雨に当たる可能性があります。もちろん多少濡れても乾けば問題になりにくいのですが、乾き切らない状態で塞がれてしまうと、床下や壁内に湿気が残りやすくなります。シロアリは湿り気のある木材を好むため、ここで「乾燥の確保」ができているかは大きな分かれ道になります。
さらに、引き渡し直後は生活が始まることで“水”が一気に増えます。キッチン、洗面、浴室、洗濯など、水回りの使用が始まると、わずかな漏水や結露が起きたときに影響が出やすくなります。たとえば配管のつなぎ目の微細な漏れ、浴室周辺の湿気、床下の結露などは、最初は気づきにくいものです。新築だからこそ設備も新しく安心しがちですが、「最初の数か月は水回りの異常がないか」を丁寧に見る姿勢が、結果的にシロアリ対策にもつながります。
工事の仕上げ段階で見落とされがちなのが、床下点検口や収納内部など、“点検の入口”まわりです。点検口があるから安心というより、点検口の位置や開けやすさ、周囲の気流や断熱の納まりによって、湿気が溜まりやすい場所が生まれることがあります。また、収納の奥や巾木の裏など、空気が動きにくい部分は結露が起きても発見が遅れがちです。引き渡し直後は、家具が入る前に一度だけでも「見える範囲を観察しておく」ことが、後の比較材料になります。
もうひとつ、外構工事との順番も大事なポイントです。引き渡し後に外構を進めると、土を盛ったり、コンクリートを打ったり、植栽を入れたりと、家の周りの環境が大きく変わります。たとえば基礎の換気口や点検口の周辺に土が寄る、雨水の流れが変わる、木材(枕木など)を地面に近い場所へ置く、といった変化が積み重なると、家に近い位置でシロアリが活動しやすくなることがあります。外構は見た目だけでなく「湿気と土の動線」を変える工事でもある、と理解しておくと失敗が減ります。
施工中〜引き渡し直後が狙われやすい理由は、「隙間が生まれやすい工程」と「湿気が残りやすい条件」と「水の使用開始」が短期間に重なるからです。ここで大切なのは、怖がることではなく、観察と記録を味方にすることです。現場写真(基礎の貫通部、土台まわり、床下の防湿、配管の納まり)を残し、引き渡し後は水回りと床下のにおい・湿り気を丁寧にチェックするだけでも、早期発見の確率が上がります。次の中見出しでは、シロアリが好む環境の共通点を整理し、「なぜ湿気が鍵になるのか」をさらに分かりやすく掘り下げます。
1. 新築でもシロアリが心配になる理由と、まず押さえる基本
1-3. シロアリが好む環境(湿気・土・木・断熱)の共通点
シロアリ対策を考えるとき、まず理解しておきたいのは「シロアリがどんな環境を好むのか」です。家の構造や薬剤の話に入る前に、相手の“好きな条件”を知ることで、対策の優先順位がはっきりします。結論から言うと、シロアリが集まりやすいのは、湿気があり、土とつながりがあり、木が近くにあり、そして人の目が届きにくい場所です。この4つが重なるほど、リスクは上がります。
まず「湿気」です。シロアリは乾燥に弱く、体の水分が失われやすい環境を避ける性質があります。そのため、床下や壁の中のように、空気が動きにくく湿りやすい場所は活動しやすくなります。雨漏りや漏水のような大きなトラブルがなくても、結露や地面からの湿気で“じんわり湿っている”状態が続くと、シロアリにとっては十分魅力的な環境になります。
次に「土」です。多くのシロアリは土の中で生き、土の中を移動して木材を探します。つまり、家と土の距離が近いほど、シロアリの“移動ルート”が短くなります。基礎の外周で土が高くなっている、植栽のために土を盛っている、庭の地面が常に湿っているなど、土の状態は住まい手が後から変えてしまうことも多いポイントです。家の周りの土の扱いは、見た目以上に重要です。
そして「木」です。これは当たり前に思えるかもしれませんが、シロアリにとって木材は餌であり、同時に“住処の材料”でもあります。特に地面に近い位置にある木は注意が必要です。ウッドデッキ、枕木、木製の支柱、薪の保管など、家の外に置かれた木材がシロアリの拠点になり、そこから家へ近づくケースもあります。家本体を守る意識だけでなく、「家の周りの木の置き方」まで含めて考えると安全側に寄せられます。
ここで意外に効いてくるのが「断熱」の存在です。断熱そのものが悪いわけではありません。ただ、断熱材の種類や施工の仕方によっては、空気の流れが変わり、湿気が逃げにくい“ポケット”のような場所ができることがあります。例えば、壁の内部や床下で、断熱が部分的に欠けていたり、気流止めの納まりが甘かったりすると、冷たい面で結露が起きやすくなります。結露は水漏れのように派手に見えないため、気づいたときには木が湿った状態を長く続けてしまうことがあります。
つまり、湿気・土・木・断熱の共通点は「見えないところで条件が揃いやすい」ことです。シロアリは、明るく乾いた場所に出てくるより、暗く湿った場所で静かに進みます。だから対策も、派手なことより“地味な基本”が効きます。土と建物の距離を取り、湿気を溜めず、木材を地面から遠ざけ、断熱と気密の納まりで結露を起こしにくくする。この積み重ねが、シロアリにとって「魅力のない家」を作ります。
ここまで理解できると、次に見るべきポイントが自然と絞れてきます。つまり「湿気が溜まりやすい場所」と「土に近い場所」と「木が集中する場所」です。次の中見出しでは、まさにその視点で、被害が出やすい部位を具体的に挙げながら、どこを重点的にチェックし、どこから対策を始めるべきかを整理していきます。
1. 新築でもシロアリが心配になる理由と、まず押さえる基本
1-4. 被害が出やすい部位(基礎周り・水回り・玄関・外構)
シロアリ対策は「家全体をぼんやり心配する」よりも、「被害が出やすい部位を知って重点的に見る」ほうが、現実的で成果につながります。シロアリはどこからでも入るわけではなく、入りやすい入口と、進みやすい通り道を選びます。つまり、狙われやすい場所には共通点があります。ここでは、特に新築でも見落とされやすい“要注意ポイント”を、基礎周り・水回り・玄関・外構の4つに分けて丁寧に整理します。
まず最優先で見たいのが「基礎周り」です。シロアリは基本的に地面からやってくるため、土と建物が接する境界は常に重要になります。特に、配管・配線が基礎を貫通する部分、基礎と土台が接する取り合い、基礎の立ち上がりと外部の土の高さ関係は、侵入経路になりやすい箇所です。わずかな隙間でも、シロアリは土で“蟻道(ぎどう)”を作って上がってくるので、「隙間があるかないか」を判断基準にすると分かりやすくなります。
次に注意したいのが「水回り」です。キッチン、洗面、浴室、トイレは、日常的に水を使う場所であり、配管が集中します。ここで怖いのは、大きな漏水ではなく“わずかな滲み”や“結露”です。キャビネットの奥、洗面台の収納内、浴室の隣接壁、床下の配管周辺などは、湿気がこもっても発見が遅れがちです。
シロアリは湿った木材を好むため、水回りの「湿りやすさ」は、そのままリスクの高さにつながります。
「玄関」も意外に盲点になりやすい場所です。玄関は土間コンクリートがあり、外気の影響を受け、温度差が出やすい部位でもあります。温度差が大きいと、条件次第で結露が起こり、見えないところで湿気が溜まります。さらに、玄関周りは段差や納まりが複雑になりやすく、基礎・土間・框(かまち)・断熱・気密の取り合いが増えます。
取り合いが増えるほど、施工のわずかな隙や水の回り込みが起きやすくなるため、「玄関は構造的に難しい場所」という前提で見ておくと安心です。
そして「外構」は、家本体の仕様よりも住まい手の判断でリスクが上がりやすい領域です。たとえば、基礎の外側に土を盛ってしまう、植栽に水を多く撒く、雨水が溜まりやすい配置になる、ウッドデッキや枕木を地面に近い位置に置く、といったことが重なると、シロアリが活動しやすい“湿った土と木”が家のすぐそばに生まれます。外構は見た目の完成度を上げる一方で、湿気と土の環境を大きく変えるため、シロアリ視点のチェックが欠かせません。
ここまでの4つを貫くキーワードは、「土に近い」「湿りやすい」「納まりが複雑」「見えにくい」です。逆に言えば、この条件が揃わないように設計・施工・暮らし方を調整できれば、シロアリのリスクは大きく下げられます。だから点検や予防も、家中を同じ強さで見るより、まずは基礎周り→水回り→玄関→外構の順に、弱点になりやすい場所を“太く”押さえるのが効果的です。
実際の行動としては、引き渡し直後に「基礎の外周(地面の高さ、通気や点検の妨げ)」「水回り収納の奥(におい・湿り・カビ跡)」「玄関の框周辺(結露跡や床の軋み)」「外構の木材と土の位置関係」を写真に残しておくのがおすすめです。後から季節が変わったときに比較できるので、変化に気づきやすくなります。次の中見出しでは、こうしたチェックをしても残る不安として多い「保証があるなら大丈夫では?」という疑問を、現実的な視点で整理していきます。
1. 新築でもシロアリが心配になる理由と、まず押さえる基本
1-5. 「保証があるから大丈夫」と言い切れない注意点
新築のシロアリ対策を考えるとき、多くの人が一度は「でも保証があるから、もし何かあっても大丈夫じゃない?」と思います。たしかに、保証があること自体は心強い材料です。ただ、ここで大切なのは「保証=ノーリスク」ではないという現実を冷静に知っておくことです。保証は“転ばぬ先の杖”というより、“転んだときの条件付きの補助”に近い面があります。だからこそ、保証の内容を味方につけるには、先に注意点を押さえておく必要があります。
まず理解したいのは、保証には「対象範囲」があることです。たとえば“建物本体”は対象でも、外構に設置した木部(ウッドデッキ、木製フェンスなど)は対象外、というケースは珍しくありません。また、被害が見つかったとしても、修復の対象が「シロアリの駆除費用のみ」なのか、「被害木部の交換まで含む」のかで、実際の負担は大きく変わります。
保証といっても“どこまで・何を・いくらまで”がセットになっているので、言葉だけで安心しないことが重要です。
次に盲点になりやすいのが、「保証の条件」です。多くの場合、定期点検の実施、指定されたメンテナンスの実施、改修や増築時の届出などが条件になっていることがあります。つまり、保証を有効に保つには、住まい手側にも“やるべきこと”があるということです。
忙しい日々のなかで点検を後回しにしてしまうと、いざという時に「条件を満たしていない」と判断されるリスクが出てきます。保証を盾にするなら、点検や記録を面倒がらない姿勢が必要になります。
さらに、保証があっても「被害がゼロになるわけではない」という点は見落としがちです。保証は多くの場合、“被害が起きたら対応する”仕組みであり、“被害を起こさない”仕組みではありません。
しかもシロアリは発見が遅れやすいので、気づいた時点では補修範囲が広くなっていることもあります。保証で費用の一部がカバーされても、工事期間中の生活の不便、床や壁を開けるストレス、資産価値への不安など、金額では測れない負担は残りやすいのが現実です。
また、保証の話を複雑にするのが「原因の切り分け」です。例えば、雨漏りや結露、配管の微漏れなどが絡むと、シロアリ被害と同時に“水のトラブル”が存在します。
このとき、どこまでがシロアリ保証の範囲で、どこからが別の保証(防水、設備、施工不良など)になるのかは、ケースによって変わります。
原因が複合すると、対応窓口が分かれたり、説明や証拠が必要になったりして、思っているより手間が増えることがあります。
だから結局のところ、保証を“最後のセーフティネット”として持ちつつ、日常では「そもそも被害が起きにくい状態」を作るほうが、精神的にも合理的です。保証は大事です。
でも、保証に頼る前に、侵入経路と湿気の原因を減らし、木材を守る施工をしておけば、保証を使う場面自体が減ります。ここでの考え方は、「保証で安心」ではなく、「施工と環境で安心、保証は念のため」です。
そして保証を本当に活かすためには、契約書や保証書を“読める形で手元に残す”ことが大切です。保証期間、対象範囲、免責条件、点検の頻度、連絡先を整理しておくと、もしもの時に慌てずに動けます。
次の中見出しでは、そのために「まず何を確認しておくべきか」を、図面・仕様・現場写真・記録という具体的な切り口で、実務的にまとめていきます。
2. 施工方法とホウ酸処理で“再発しにくい家”をつくる実践策
2-1. シロアリ対策は「施工方法」で8割決まる(考え方)
シロアリ対策というと、「薬剤を撒けば安心」「強い薬を使えば確実」というイメージが先に立ちやすいです。もちろん薬剤の力も大事です。
ただ、長い目で見て失敗が少ないのは、“薬剤の前に施工方法で勝つ”という考え方です。なぜなら、シロアリ被害は多くの場合、「侵入できる隙」と「住みやすい湿気」が揃った結果として起きるからです。
ここを施工で潰せれば、薬剤に頼り切らなくてもリスクを大きく下げられます。
施工方法で最初に意識したいのは、シロアリ対策を「点」ではなく「流れ」で捉えることです。例えば、床下に薬剤処理をしても、配管の貫通部に隙間が残っていれば、そこが入口になります。逆に、入口をしっかり塞ぎ、湿気が溜まりにくい床下になっていれば、薬剤の効果をより長く活かせます。つまり、施工の目的は“シロアリを追い払う”より、“シロアリが成立しない環境をつくる”ことにあります。
この「成立しない環境」を作るうえで、軸になるのは3つです。ひとつ目は侵入経路を減らすこと。ふたつ目は湿気の原因を減らすこと。みっつ目は木材そのものを守ることです。この3つは独立しているようで、実際はつながっています。湿気が減ればシロアリが住みにくくなり、木材が乾きやすくなります。
侵入経路が減れば、シロアリが木材に辿り着く確率も下がります。木材保護ができていれば、万一近づかれても被害のスピードが落ちます。
ここで「8割」という表現をする理由は、シロアリが“家の外”からやってくる生き物だからです。外部環境(地面の湿り、雨水の流れ、庭の管理)と、家の境界(基礎・貫通部・通気・防湿)の設計施工が整っていれば、そもそも戦う場面が減ります。
逆に言えば、ここが甘いままだと、どんなに後から処理を重ねても、入口と湿気が残る限り不安は消えません。だから最初に「施工の仕組み」で勝ち筋を作ることが大切になります。
具体的には、まず“境界線”を強くします。基礎と土台の取り合い、配管貫通部、基礎外周の土の高さ、床下の防湿と換気。これらは地味ですが、シロアリの動線に直結します。次に“水”を制御します。
雨水が家の周りに溜まらない排水計画、結露を起こしにくい断熱と気密の納まり、水回り配管の点検しやすさ。最後に“木材”を守ります。
ここでホウ酸処理のような木部保護が効いてきますが、単独で魔法のように解決するというより、「施工の仕組み」と組み合わせてこそ強くなる、という位置づけです。
つまり、目指すべきは“対処療法型”ではなく“予防型”です。
予防型の良いところは、時間が経っても効きやすいことです。
薬剤の効果は年数で変化しますが、侵入経路を塞いだ事実や、湿気が溜まりにくい構造は、簡単には崩れません。家は何十年と住むものだからこそ、最初の工事で「効き続ける仕組み」を入れておく価値があります。
ここまでが、2章の前提になる考え方です。次の中見出しからは、この考え方を具体的な作業に落とし込みます。まずは“侵入経路を断つ”こと。
基礎・配管貫通部・隙間の処理をどう設計し、どう施工し、どこをチェックすべきかを、順番に整理していきます。
2-2. 侵入経路を断つ:基礎・配管貫通部・隙間の処理
シロアリ対策で最初に強くしたいのは、「侵入経路を断つ」ことです。シロアリは基本的に土の中から建物へ近づきます。だから、建物と地面の境目にある弱点を減らすほど、リスクは素直に下がります。
ここで大事なのは、“完璧にゼロにする”というより、「入りやすい場所を先につぶす」ことです。侵入経路は限られやすいので、ポイントを押さえるだけでも効果が出やすい分野です。
まず基礎で意識したいのは、「シロアリが通れる隙を作らない」という設計と施工です。基礎と土台の取り合い、基礎の立ち上がり、基礎の天端付近など、木部に近い部分は特に重要になります。ここに隙間があると、シロアリは土で蟻道(ぎどう)を作って上がってきます。
見た目では分かりにくいことも多いので、「隙間が見えない=安心」ではなく、「隙間を作らない納まりになっているか」を確認する視点が大切です。
次に、実務上いちばん差が出やすいのが「配管貫通部」です。給排水やガス、電気配線など、家には必ず“穴を開けて通す部分”があります。
この穴の周りが、シロアリにとっては絶好の入口になりやすいのです。理由は単純で、貫通部は後施工が多く、現場の段取り次第で“塞ぎが甘いまま”になりやすいからです。
貫通部の処理は、シロアリ対策の成否を分けると言っても過言ではありません。
ここで押さえたいのは、「隙間を塞ぐ材料」と「塞ぎ方の継続性」です。工事中は一時的に塞がれていても、配管の熱伸縮や微振動、経年での収縮で、隙間が再び開くことがあります。
だから“とりあえず埋める”ではなく、経年で崩れにくい考え方が必要になります。施工側に確認するなら、「貫通部はどの材料で、どの工程で、誰が最終確認したか」を聞けると安心です。
言いにくければ、引き渡し書類や現場写真で残っているかを確認するだけでも一歩前進です。
「隙間」という意味では、配管以外にも注意点があります。例えば、基礎パッキンや通気部材の周辺、点検口の枠、玄関土間と框の取り合い、勝手口まわりなど、納まりが複雑な場所ほど“微細な抜け”が生まれやすいです。シロアリは人が想像するより小さな隙を使い、見えない場所を通っていきます。
だから、複雑な場所ほど「気密や防水の話」と同じ熱量で、シロアリの侵入も意識しておくのが効果的です。
住まい手側ができる現実的な対策としては、「点検しやすい状態を作る」ことも含まれます。侵入経路を完全に断つのは施工者の仕事ですが、点検口が開けやすい、床下が見やすい、配管周辺に物を置かない、外周の土を基礎に寄せすぎない、といった運用は住まい手でもできます。
侵入経路は“発見が早いほど被害が小さい”ので、点検できる状態を維持するだけでも、結果として侵入のリスクを下げる動きになります。
まとめると、侵入経路対策の核心は「基礎」「貫通部」「複雑な納まり」の3点を、確実に押さえることです。特に貫通部は、施工品質の差が出やすく、引き渡し後に見えなくなる場所でもあります。だから工事中の写真や記録が価値を持ちます。
次の中見出しでは、侵入経路を断ったうえで、さらにシロアリを寄せつけないために欠かせない「水を寄せない」考え方、つまり換気・防湿・排水計画と結露対策を、順を追って掘り下げていきます。
2-3. 水を寄せない:換気・防湿・排水計画(結露も含む)
侵入経路を減らせたとしても、もう一段安心度を上げる鍵は「水を寄せない」ことです。シロアリは乾燥に弱く、湿った環境で活動しやすくなります。だから、家の周りと家の中で“湿気が溜まる条件”を減らすほど、シロアリが住み着きにくい家に近づきます。
ここでいう水は、雨漏りのような大事件だけではありません。雨水の跳ね返り、地面からの湿気、結露、微細な漏水など、静かに効いてくる水分を含みます。
まず床下で押さえたいのは「防湿」です。床下は地面に近いぶん、放っておくと地面から水蒸気が上がりやすい場所です。
ここで重要なのは、“床下が乾く仕組み”を最初から作っておくことです。防湿の考え方が弱いと、床下の空気が常にじっとりしやすくなり、木材が乾きにくい状態が続きます。乾きにくい=シロアリが好む方向に寄るので、防湿は派手ではないけれど効き目の大きい土台になります。
次に「換気」です。換気というと“空気を入れ替える”イメージが強いですが、シロアリ対策の文脈では「湿気の逃げ道を確保する」という意味合いが中心になります。
ただし、換気は多ければ多いほど良い、という単純な話でもありません。外気が湿っている季節や時間帯には、換気で湿気を持ち込む場合もあります。
だから大事なのは、床下や壁内の環境がどうなりやすいかを踏まえて、「湿気が滞留しない流れ」を施工で作ることです。
そして多くの新築で盲点になりやすいのが「排水計画」です。雨どいで集めた雨水がどこへ流れ、敷地のどこに溜まりやすいか。これが曖昧だと、基礎の外周が常に湿りやすい状態になります。基礎近くの土が湿ると、シロアリの活動域が家に近づき、侵入圧力が上がります。
見た目は些細でも、雨の日に水たまりができる場所がある、基礎際に泥はね跡が増える、苔が生えやすい、こうしたサインは「水が寄っている」合図です。
「結露」も、水を寄せない話の中心にあります。現代の住宅は高気密・高断熱が増え、室内の快適性は上がりました。その一方で、温度差が生まれる場所では結露が起きやすく、しかもそれが“見えない位置”で起きることがあります。
たとえば床下で冷たい配管に結露がつく、壁内で断熱の欠けがある部分だけ冷えて結露する、玄関や北側で局所的に冷え込む、こうした現象はシロアリの好む湿りを作りやすいです。結露は水漏れと違って気づきにくいので、施工段階の納まり(断熱の連続性、気密、通気の考え方)が結果を左右します。
住まい手が引き渡し後にできる「水を寄せない」行動もあります。具体的には、雨の日に敷地の水の流れを一度観察することです。どこに水たまりができるか、雨どいの排水が基礎際に当たっていないか、植栽への散水で基礎周りが常に濡れていないか。
室内側では、洗面台やキッチンの収納奥の湿り・カビ臭、床下点検口付近のにおい、浴室周辺の壁の違和感などを“定点観測”していくと、変化に気づきやすくなります。変化を早く掴めれば、シロアリ以前に水の原因を潰せる確率が上がります。
まとめると、換気・防湿・排水計画・結露対策は、すべて「湿気が溜まらない状態を作る」ための同じ線上にあります。侵入経路を断ち、水を寄せなければ、シロアリにとって魅力が薄い家になります。そのうえで木材自体を守れれば、さらに強くなります。
次の中見出しでは、いよいよホウ酸処理の話に入ります。ホウ酸処理の強みを、効き方・持続性・考え方、そして一般的な薬剤との違いという視点で、丁寧に整理していきます。
2-4. ホウ酸処理の強み:効き方・持続性・考え方(薬剤との違い)
ここからは、シロアリ対策の“木材を守る”側の要となるホウ酸処理について、解説します。
ホウ酸処理は「虫を追い払う」というより、木材を“食べられにくい状態”にして、被害の成立を防ぐ考え方に近いです。つまり、侵入経路対策や湿気対策と同じく、家の仕組みづくりと相性が良い方法です。施工で入口と水を抑えたうえで、木部側でも守りを固めると、全体の安心度が一段上がります。
ホウ酸処理の強みを理解するうえで大切なのは、「効き方」の違いです。一般的な“駆除・忌避”の発想は、虫を近づけない、来たら退治する、という方向になりがちです。
一方でホウ酸は、適切に処理された木材をシロアリが摂取すると、活動が続けにくくなる方向で効きます。
だから、狙いは「近づけさせない」だけではなく、「万一たどり着いても成立しにくい」状態を作ることになります。
次にポイントになるのが「持続性」の考え方です。ホウ酸は、木材の内部に留まって機能するタイプの処理として語られることが多く、ここが“定期的な再処理が前提になりやすい方法”と比べて魅力に映る理由の一つです。ただし、ここには前提があります。
ホウ酸は水に溶けやすい性質があるため、木材が継続的に濡れる環境だと、効果が弱まる方向に働きます。言い換えると、ホウ酸処理を強みにするには「水を寄せない施工(雨・漏水・結露の管理)」がセットで必要、ということです。
ここで「薬剤との違い」を、怖がらせずに現実的に捉えるのがコツです。一般的な薬剤系の対策は、施工範囲や保証がセットになっていて分かりやすい反面、効果の評価が“時間”の影響を受けやすいことがあります。
一方、ホウ酸処理は「木材を守る」という目的が明確で、施工品質(どこに、どのくらい、どの状態で処理したか)が結果を左右しやすい性格があります。だ
から、ホウ酸処理を選ぶ場合は、商品名よりも「施工のやり方」と「水が入りにくい家の仕組み」が揃っているかに目を向けると、失敗が減ります。
まとめると、ホウ酸処理の強みは「施工の仕組み」と噛み合ったときに最大化します。侵入経路を断つ、水を寄せない、そのうえで木部をホウ酸で守る。
この順番で重ねると、どれか一つに依存しない“層の厚い対策”になります。次の中見出しでは、さらに実務に落として「どこに処理するべきか」を具体化します。土台・大引・柱脚・構造合板など、狙うべき場所を優先順位付きで整理していきます。
2-5. どこに処理するべきか:土台・大引・柱脚・構造合板の要点
ホウ酸処理を「やる」と決めたときに、次に迷いやすいのが“どこまでやるべきか”です。全部の木に処理できれば理想に見えますが、現実には予算や工程があり、優先順位が必要になります。ここでは、シロアリの動き方を踏まえて、効かせどころを絞り込みます。基本方針はシンプルで、「地面に近い」「湿りやすい」「侵入ルートに近い」木部から先に守る、です。
最優先は「土台」と「大引(おおびき)」です。土台は基礎の上に乗り、建物を支える最重要部材であり、シロアリが最初に到達しやすい“入口付近の木”でもあります。大引は床を支える横架材で、床下空間と近く、湿気の影響を受けやすい位置にあります。ここが守られているだけで、仮にシロアリが近づいても“最初の一撃で重要部材を食われにくい”状態を作れます。
次に押さえたいのが「柱脚(ちゅうきゃく)」、つまり柱の根元です。柱脚は、土台と柱が接する場所で、荷重が集中し、補修が難しく、被害が構造上の不安に直結しやすいポイントです。また、壁の中に入る部分なので、いったん仕上がると目視がしにくくなります。ここを先に守っておくことは、将来の点検の難しさを先回りして対策する、という意味でも価値があります。
「構造合板」も考え方として重要です。合板は面で力を負担する役割があり、もし被害が広がると影響範囲が大きくなりやすい部材です。特に床の合板は床下に近く、湿気の影響を受けやすい位置にあります。
一方で、合板は施工後に隠れる部分が多いので、処理のタイミングや範囲の決め方が品質に直結します。だからこそ、合板まで手を入れる場合は「どの工程で、どの面を、どの状態で処理するか」を曖昧にしないことが大切です。
まとめると、優先順位は①土台・大引、②柱脚、③床周りの合板という順で考えると整理しやすいです。そして忘れてはいけないのが、「水を寄せない」とセットで考えることです。
ホウ酸処理は“木材を守る”強い味方ですが、木が継続的に濡れる環境では強みが出にくくなります。次の中見出しでは、この効果を最大化するために、依頼時にどこを見て施工品質を判断すべきか、失敗しないチェック項目として具体的にまとめていきます。
まとめ
新築でもシロアリが心配になるのは、「家が新しい=安全」ではないからです。シロアリは建物の築年数よりも、入りやすさと住みやすさで動きます。地面の中から見えない場所を通り、湿り気のある木材を狙うため、条件が揃えば新築でも侵入は起こり得ます。
特に施工中〜引き渡し直後は、木材が露出しやすく、基礎の貫通部など“後から塞ぐ場所”が多く、雨や養生不足で湿りが残るとリスクが上がります。さらに生活が始まると水回りの使用で湿気が増え、微細な漏水や結露が重なると、目に見えないところで“湿った環境”が成立しやすくなります。
だから最初に押さえるべきは、湿気・土・木・断熱の共通点、つまり「暗くて湿りやすく、土とつながり、木が近く、人の目が届きにくい場所」を家の中に作らないことです。
被害が出やすい部位は、理屈のままに絞れます。第一に基礎周り(地面と建物の境界、配管貫通部、取り合いの隙)。第二に水回り(配管集中、収納奥、結露や滲みの発見遅れ)。
第三に玄関(温度差・結露、納まりの複雑さ)。第四に外構(盛土、散水、雨水の滞留、ウッドデッキや枕木など“家の近くの木”)。ここを重点的に見れば、漠然とした不安が「どこをどう管理すればいいか」に変わります。また「保証があるから大丈夫」と言い切れないのは、保証には対象範囲と条件があり、原因が複合すると切り分けが必要になり、発見が遅れるほど生活上の負担も増えるからです。
保証は大切ですが、考え方としては「施工と環境で安心、保証は念のため」。そのために、現場写真や記録を残し、引き渡し後も水回り・床下・外周の変化を定点観測できる状態にしておくことが、いざという時の強い味方になります。
解決策は「施工方法で8割決まる」という軸で整理するとブレません。第一層は侵入経路を断つこと。基礎・配管貫通部・納まりの複雑な隙を“経年でも崩れにくい考え方”で処理し、点検できる状態を維持します。第二層は水を寄せないこと。床下の防湿、湿気が滞留しない換気の考え方、雨どいを含む排水計画、そして結露を起こしにくい断熱・気密の納まりを意識します。
第三層が木材保護で、ここでホウ酸処理が効きます。ホウ酸処理は「追い払う」より「木材を食べられにくい状態にして成立しにくくする」発想で、施工の仕組みと相性が良い一方、木が継続的に濡れると強みが出にくいので“濡らさない施工”が前提になります。
処理の優先順位は、①土台・大引、②柱脚、③床周りの構造合板という順で、地面に近く、湿りやすく、隠れて点検しにくい重要部位から守るのが合理的です。
最後に行動提案として、今日できることはシンプルです。①雨の日に敷地の水の流れと水たまりを観察する、②基礎外周の土の高さと木材(枕木・デッキ等)の位置関係を見直す、③水回り収納の奥の“におい・湿り・カビ跡”を定点チェックする、④点検口まわりを塞がず床下を見られる状態にする、⑤工事記録(貫通部・土台周り・防湿)の写真を手元に整理する。
これを続けるだけで、シロアリ対策は「不安」から「管理できる安心」へ変わっていきます。
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