こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
昨日の三原の上棟は
強風で、寒さに震えていました。
いつもはお風呂は最後にしか
入れない私ですが、
家族にお願いして(笑)
一番風呂で、生き返りました。
寒さというのはやはり
身体に応えますね。
さて、11月からスタッフが
アルバイトに来ているのですが、
二級建築士に合格したと、
嬉しい報告がありました。
彼は建築士の資格をとるため、
アルバイトをしながら、
建築士の勉強をしていたので、
落ちたら、、、というプレッシャーも
あったようでしたので、
本当に良かったと思います。
建築士の種類は
一級、二級、木造の3種類あります。
一級建築士の方が偉いわけではなく、
できる仕事の違いがあります。
木造建築士は2階建て、300㎡以下の木造。
二級建築士は
木造は1000㎡以下、
木造以外(鉄骨、RC)は300㎡以下。
一級建築士は何でも設計可能。
つまり、バイクの免許のようなもので、
一級建築士は限定解除になります。
上記を見ていただように、
二級建築士でも木造住宅は設計できますので、
必要十分な資格といえます。
今は少し変わっていますが、
私の時には大学を卒業すれば、
二級建築士を受けれる資格があり、
同期のなかで、私だけが落ちました。苦笑。
そこから、一年間猛勉強して、
2年目で一級建築士に合格。
はい、二級に落ちて、一級が受かった
建築士です・・・
実は大学卒業後2年目つまり24歳での
一級建築士は最短での合格になります。
10年受験しても受からないひとはたくさんいますので、
かなり若く、経験もない状態で一級建築士に
合格してしまいました。
母からは
「悪い人にだまされんときや」
となぞのアドバイスまで。
昔は名義貸しなんてよくあったので、
ない話ではありません。
若き日の私は
自分が一級建築士と名乗れるまでに
大分時間がかかりました。
というのも、
一級建築士合格後、
ワーキングホリデーで
海外にいったので、
経験の少ない25歳の一級建築士だったので、
どうどうと名乗れるようになったのは
30歳を過ぎてからだと思います。
実は100㎡以下の木造であれば、
建築士の資格はなくても設計可能です。。
このルールに甘んじて、
建築士の資格を持たない実務者も
現実にいます。
ですが大事なことは
堂々と自分が建築士と名乗るために
努力をすることのように私は思います。
スタッフにも同じような話をしました。
彼が堂々と名乗れるまで、
見守りたいと思います。
二級の合格発表は12月初旬。
一級はクリスマスに発表です。
今年も建築業界は
世間とは違う悲喜こもごもの
クリスマスになるでしょうね。
それでは、また次回。
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