こんにちは。
シーエッチ建築工房の浪江です。
昨夜、広島の勉強会から戻って参りました。
広島は宝塚より暖かいと思いこみ
薄着で向かいましたところ
まさかの雪が舞っていました。
広島も寒かったです。
今回は国産の木製ドアを作っている
広島県のユダ木工さんに
おじゃましてきました。
ユダ木工さんは
木製玄関ドア
木製の室内ドアの制作を
国内の桧の原木から購入され
自社で製材、乾燥
そして製作、販売、メンテナンスを
行われています。
日本は昔から玄関引戸(木と紙で作る)の
文化がありましたが
近代になり玄関は開戸という
考えが広がり今では開戸が
主流になっています。
その玄関ドア(開戸)を
日本の風土(高温多湿)の中で
いかに耐久性を持たせるのか
使い勝手をよくするには
という事を試行錯誤され
現在、耐久性、気密、デザイン
に優れセルフメンテナンスもできる
安心して使って頂けるドアを
製作されています。
木製のドアは時間と共に少しづつ
変化し表情がでてきます。
その変化を「経年美」と言いますが
ユダ木工さんのHPにも
素敵なことが書かれています。
「経年美
使い込むほどに美しい
年を経るほどに豊かな表情を持つ。
手入れしながら愛着を深めてゆける、
そんな扉を造り続けたい。」
他にも私が共感したことがあります。
国産の木を使って
国産でドアを作る
ユダ木工さんも以前は
ドアの木材の国産割合が15%と
いう時代もあったそうですが
現在は91%になっているそうです。
今の日本経済は海外に
頼っている部分が多いので
コロナのようなことが起きると
・トイレがない
・食洗器が入ってこない
・材木が入ってこない
(価格が3倍、4倍になる)
などという事が起きてしまいます。
国内の材料を使い
国内で建具を作る
これは今後、家づくりだけでなく
多くの事でいい効果を
たくさん生み出す考えだと思います。
私達、シーエッチも
国産材で自然素材で創る木の家を
今後も進めていきたいと思います。
続きを読むには会員登録が必要です。