皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
長男が帰省しました
明日から現場手伝ってもらいます
年末に向けて
現場が慌ただしかったので
人手が増えるのは助かります
今週からありがたい事に
応援の大工さんも来てくれています
業界が人手不足で騒いでいる中
ありがたい限りで
感謝、感謝です
さてそんな本日は
無垢か集成かではなく
というお話
集成材は強いですか
よく聞かれる質問です
集成材の強さは
一本一本が特別に
強いというより
すべてに強度表示があり
性能が見えることに
大きな意味があります
無垢材は
自然素材ならではの
魅力がありますが
一本一本で
強さにバラツキはあります
強い木もあれば
弱い木もある
それが無垢材です
まあそれを見極めるのが
プロな訳ですが
一方で集成材は
ラミナを選別し
組み合わせることで
強度のばらつきを抑え
平均点の高い材料に
仕上げられています
例えるなら
無垢材は
九十点もあれば
五十点もある
集成材は
すべてが
八十点前後
家づくりで
本当に大切なのは
一部がとても強いことではなく
すべてが安定して
強い状態であること
これは
構造設計で
とても重要な考え方です
設計しやすく
現場でも品質を
再現しやすい
だから集成材は
構造材として
広く使われています
だがしかし
決して集成材が万能だ
という話ではありません
理由を理解せずに
使うことが
一番の問題
特性を理解すれば
無垢材を
使うべき場所
集成材を
使うべき場所が
自然と見えてきます
材料選びは
好き嫌いではなく
役割と意味
住まい手の
命と暮らしを守るため
見えない部分ほど
理屈と理由を
大切にしたい
素材の良し悪しではなく
どう使うかが重要です
どこでも集成材なら
オッケーではなく
当然無垢材の方が
安いのですから
適材適所で使えばよいのです
構造材は
雰囲気や流行ではなく
数値と再現性
性能が家全体に
行き渡ることで
初めて意味を持ちます
無垢材にも
集成材にも
役割があります
どちらが上ではなく
どこに使うか
素材を選ぶとは
性能と性格を
読み取ること
素材に
正直であることが
家づくりの
基本となるのです
それではまた次回(^^)
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