皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
本日は日曜日で
HPの週一ブログの日
見えない処をつくる手
について書いた記事を
メルマガでも配信させていただきます
12月6~7日で新築物件の
完成内覧会を開催します
もう少し空きがありますので
興味のある方は↓
https://m-katsuken.com/l/m/UiAV8LSkGFMp3s
さてそんな本日は
見えない処をつくる手
というお話です
家づくりの現場では
完成したあとには
見えなくなる場所が
たくさんあります
断熱材の納まり
配線の通り道
下地の組み方
気密の取り合い
どれも図面では一行で終わること
けれど現場では
その一行の中に
いくつもの判断があります
壁の中は誰の目にも触れません
けれどそこに
家の寿命と快適さが詰まっています
配線を通すとき
大工と電気屋は
未来を想像します
断熱材を傷つけないように
気密を壊さないように
たった一本のケーブルのために
手を止めて考えることもあります
その瞬間こそが
家づくりの質を決めるところ
断熱材を詰める手の強さ
気密テープを押さえる指先の感覚
ビスを打つ角度
そのわずかな違いが
数年後の暮らしを変えていきます
見えないところに
どれだけ思いを込められるか
そこに職人の誇りがある
下地を整えるとき
仕上げが美しく見えるかどうかを
想像しながら仕事をしています
誰にも見えない場所で
未来の姿を思い描いているのです
家は図面だけではできません
数字や材料の性能だけでもありません
その間を埋めているのが
“人の仕事”なのです
完成すれば
壁の中も天井裏も見えません
でも私たちは知っています
そこにどんな手が入っていたかを
仕事をする人の姿勢は
見えないところにあらわれます
時間をかけて丁寧に仕上げる人ほど
仕上がった空気が穏やかです
当社はこの地域の職人さんから
仕事が細かいから
煙たがられているという
話を人づてに聞いた事があります
誉め言葉ですね
人が一生暮らす住まいを
細かく考え細かい仕事をする
そしてそんな細かい仕事に
共感してくれている社員と
協力業者さん達と共に
日々家創りを行っています
我々の仕事は
今日与えられた役割ではなく
人の暮らしを創る事
見えないところに
まっすぐな人の心が通っている
そんな家は
長い時間をかけて
静かに信頼を積み重ねていきます
見えないところを
丁寧に作れない人は
見えるところも
丁寧に作れないものです
工務店ガチャという
言葉がある時代ですが
暮らしを創る
そんな人と家創りを行いましょう
それではまた次回(^^)
続きを読むには会員登録が必要です。