こんばんは!
マルトの澤田です。
一昨日のニュース、ご覧になり
ましたか?
ニューヨーク州の市長選で、
ゾーラン・マムダニ氏が、当選
しました。
イスラム系だとか34歳だとか、
驚く点はいっぱいありますが、
私が衝撃受けたのは、最低賃金を
時給4,500円に引き上げると公約
したこと!
え?
4,500円?
我らが日本の現在の最低賃金を
1,100円として考えると、約4倍
ですよ!
目が飛び出ましたわ
「すごいな、アメリカ!」
と驚くのと同時に、こんな国と
対等に渡り合っていくには、
もっと円を強くしていかないと、
マズいんじゃね? と、急に
真面目モードになった次第です。
でも、円を強くするのは我々の
仕事ではない。
じゃあ、我々工務店がお客様の
お財布を守るためにできることは
何なのか?
「家の中の経済圏を強くする」
これですな(笑)
つまり、エネルギーを使わない
「強い家」を建てることです!
さて、これも一昨日、隣の
おばちゃんから質問されました。
「あんたの家は四六時中エアコン
動かしてるでしょ?
ウチももうエアコン動かしてる
から電気代が高くて…
一番お得な冷暖房って何?」
これ、よくある誤解なんです。
まず、おばちゃんのお宅のように、
「無断熱」とは言わないまでも、
ほぼ断熱スカスカの家では、何を
使っても「お得」にはなりません!
エネルギー効率だけ見れば、今の
エアコンは優等生です。
でも、穴の空いたバケツにいくら
水を入れても無駄なのと同じで、
スカスカの家で高性能な暖房を
動かすのは、まさに
「ドブに金」です。
おばちゃんが、
「御宅の電気代っていくら?」
って聞いてきたので、
真冬は20,000円台、春夏秋は
10,000円台
って伝えると、おばちゃんが目を
丸くして驚かれてました。
どうやら我が家が365日24時間
エアコンを動かしていると思い
込んでいた様子。
なのにその電気代って事でかなり
衝撃的だったみたいです。
おばちゃんの家は、冬は灯油
ストーブをメインに、エアコンも
併用して、それでも全館暖房でも
ないのに、20,000円もかかってる
そうです。
たぶん、おばちゃんが「エアコン」
だと思っていたのは、給湯器の
室外機や、乾太くんの可動音で
しょうね。
音はしているけど、エアコンでは
ないんですよ。だから真夏とか
真冬で無い限り、動かしてませんよ
と伝えました(ちなみにまだ暖房は
してません)。
ついでに、太陽光も積んでるから
「もっと」お得なんですよって
伝えたんですが、ちゃんと理解して
くれてなかった感じでした。
支払ってる電気代と売ってる電気代
を相殺して、あの電気代と思ってた
感じでしたが、畑で忙しかったので
、説明しないまま立ち話は終わり
ました。
また今度会った時に説明しとき
ます(笑)
結局、一番コスパの良い「冷暖房」
とは何?って事なんですが、
ニューヨークの時給が4,500円に
なろうが、日本の電気代がどんどん
上がろうが、家計を守るために
我々ができることは一つ。
「エネルギーを消費しなくて済む家」
にすることなんですね。
太陽光発電も大事ですが、まずは
家が「省エネ体質」になっていな
ければ本末転倒です。
使う電力を減らす。
断熱・気密性能を上げる。
これが、家づくりにおいて、最も
経済的で、最もコスパの良い
「冷暖房対策」
です。
おばちゃんにも、このメルマガ
読ませてあげたいなぁ(笑)。
ではでは
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