こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
昨日、大事なお知らせを忘れていました。
家づくり百科のインスタが、
新しいアカウントを取得しました。
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ライブが復活できるので、
よろしければ、下記リンクから、
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さて、この特殊解と一般解の話って、
過去にも書いたのですが、
最近、また、SNSで、話題になっていたので、
もう一度、整理してお伝えしようと思います。
温熱でも、細かな設計であってもそうですが、
攻めに攻めた設計や、
通常とは違うやり方を、その家に最適化する設計を
行ったりします。
それを、私は特殊解と呼んでいます。
例えば、私が過去に設計した事例でいえば、
地中の中に配管を行い、地熱を拾い、
それを業務用エアコンに投入し、
冷暖房した空気を各部屋に配る
という設計をしたことがあります。
家全体の空調が1台で管理でき、
空気清浄機もはさんでいるので、
とても良い工法だと思い、採用しました。
それが、独立後、最初の設計です。
しかし、数年後エアコンが壊れた時には、
大きな費用がかかったり、
昨今の、温暖化により、結露を起こしたり、
ルームエアコンであれば、簡単に対処できるものが、
複雑なシステムだからこそ、解決を難しくさせることが起きました。
今では、こういったシステムに近い形のものを、
独自でやっている会社もあります。
それが、有名な人がやると、
瞬く間に、全国に広がりますが、
使い方やメンテナンスの工夫、気候変動の対応など、
特殊な工法は、解決方法も特殊になりがちです。
なので、今は、できるだけシンプルな一般解がよいと考えています。
安価なルームエアコンをうまく使い、
予備のエアコン電源も設置し、
問題が起きても、できるだけ、お客様で解決できるものが
望ましいと今は考えています。
よく例に挙げていますが、
冬の太陽熱をつかったパッシブデザインも同じ、特殊解です。
日射取得のコントロールに、
住む人が、カーテンやブラインドを開け閉めする。
一件、誰でもできる一般解のように見えますが、
共働きが主流の現在において、
日中に人がいる前提の設計はある意味、特殊解です。
床下エアコンも特殊解の一つであり、
メンテナンス性や、保証などの問題はあります。
ただし、エアコンが見える状態にあり、
現在では普及をしていることも考えれば、
一般解になっているのだと思います。
このように特殊解から、一般解になったのは、
本当に一部でしかありません。
性能があがって、小さなエアコン一つでコントロールできるようになったとして、
各部屋ごとにエアコンをつけた方が、温度コントロールが
簡単なのは言うまでもありません。
ただ、もちろん、それにはイニシャルだけではなく、
ランニングコストもかかるわけで、
今は、エアコン2台+αで、できるだけシンプルにコントロールしたいと
考えています。
特殊解はその使い方がとても大事なわけで、
建て主がいなくなったあと、
次に住み継ぐ人が理解しないと、うまく動かなくなります。
あまり、特殊解を求めすぎると、
レーシングカーを運転するようなことになるので、
ご注意ください。
最後に、実は2日から大阪に行きます。
4日に高校時代のバスケ部友人と飲み会があり、
それに合わせて、3日に万博に行こうと8月にチケットを購入し、
予約が必要と知ったのは9月入ってから。。。
ということで、2日にしか予約できず、
3日には父母と、足を延ばし、伊勢神宮に子供たちの合格祈願にいき、
4日午前中は、長岡京のお客様にあって、
現在、4日午後が空いている状態です。
もし、何か私に相談してみたいという、
変わった方が大阪にいらっしゃれば、
ご連絡ください。
それでは、また次回。
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