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株式会社 勝部建築

【外壁の色と街並み】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)

三連休の最終日
今日は打ち合わせや
インスタライブに出演したり
図面作ったりと
何だかあっという間の一日でした

今週は京都への出張があり
そこまでに仕事を
こなしておきたかったので
なかなか慌ただしい
三連休となりました

京都では建築家の
堀部さん竣工物件を
見学させて頂きます
なかなかないチャンスなので
しっかり勉強してきます

さてそんな本日は
外壁の色と街並み
というお話

家づくりで
悩むもののひとつ
それが外壁の色では
ないでしょうか

カタログで見ていた色と
実際に大きな面積に
塗られた色では印象が
まるで違うこともあり
完成後にイメージと違った…
なんて事になるのは嫌ですよね

ポイントとして
外壁の色はただ好みで
選ぶだけではうまくいきにくい 

実は一軒の家が
地域の風景に与える影響は
思っている以上に大きいのです

真っ白な外壁は
爽やかですが
雪の多い地域では
まぶしすぎる印象に

逆に濃い色は
重厚感がありますが
周りの住宅が淡い色ばかりだと
浮いてしまうこともあるでしょう

つまり外壁の色は
「家族の好み」と「地域の景色」
その両方をうまくつなぐ役割を
持っているのです

昔ながらの家の真ん中に
どんとサイディング張りの
家があるだけで景観を損ねる

そこでどう選ぶか

ひとつは地域の自然を
ヒントにすること
山の緑や田んぼの黄金色
日本海の青や砂浜のベージュ
そうした色を背景に取り入れると
自然と景色に
なじみやすくなります

もうひとつは
街並みを観察すること
昔ながらの家の真ん中に
どんとサイディング張りの
家があるだけで景観を損ねます

ベースは落ち着いた色にして
玄関まわりだけアクセントを効かせる
そんな工夫も上手なやり方です

外壁の色選びで迷ったら
「その家が地域の風景の一部になる」
という視点を考えてください

家は家族の自分達の為に
建てるものですが
同時に街の顔にもなります
そのバランスを意識できれば
何年たっても愛される
佇まいになるはず

個性は必要です
でも自己主張しすぎるのではなく
自然と溶け込みながら
小さな誇りを感じられるような家

そんな家が増えれば
地域の風景はもっと心地よく
豊かなものになると信じています

現在進行中の物件も
ジョリパッドと板外壁で
とても良いバランスが取れたので
完成が楽しみです

そしてここから2物件は続けて
全面木外壁です
地元の木を使って
地域の気候と風景に合う
素敵な家創りとなるでしょう

地元の木と共に建つ家は
風景に守られるだけでなく
風景を育てる事も
出来るのではないでしょうか
そんな家を共に残していきましょう

それではまた次回(^^)

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